海南市議会 > 2005-09-27 >
09月27日-05号

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  1. 海南市議会 2005-09-27
    09月27日-05号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    平成17年  9月 定例会                 平成17年             海南市議会9月定例会会議録                  第5号            平成17年9月27日(火曜日)---------------------------------------議事日程第5号平成17年9月27日(火)午前9時30分開議日程第1 一般質問日程第2 報告第15号 専決処分事項の報告について(平成17年度海南市一般会計補正予算(第1号))日程第3 議案第46号 和歌山周辺広域市町村圏協議会を設ける地方公共団体の数の増減及び規約の変更について日程第4 議案第49号 五色台広域施設組合規約の変更について日程第5 議案第50号 海南市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について日程第6 議案第51号 海南市地域振興基金条例について日程第7 議案第52号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第53号 海南市火災予防条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第54号 和解について日程第10 議案第55号 平成17年度海南市一般会計補正予算(第2号)日程第11 議案第56号 平成17年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第12 議案第57号 平成17年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第13 議案第58号 平成17年度海南市民病院事業会計補正予算(第1号)日程第14 議案第59号 平成16年度海南市水道事業会計決算の認定について日程第15 議案第60号 平成16年度下津町水道事業会計決算の認定について日程第16 議案第61号 平成16年度海南市民病院事業会計決算の認定について日程第17 議案第62号 財産の取得について日程第18 議案第63号 財産の取得について日程第19 議案第64号 財産の取得について日程第20 議案第65号 財産の取得について日程第21 議案第66号 土地改良事業の施行について日程第22 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について---------------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(36名)      1番  上田弘志君      2番  岡 義明君      3番  若林睦弘君      4番  丸山長和君      6番  橋爪光一君      7番  河野敬二君      8番  幡川文彦君      9番  森下晴彦君     10番  藤田眞嗣君     11番  山本恵津子君     12番  尾崎弘一君     13番  桝田隆造君     14番  中家悦生君     15番  浴 寿美君     16番  前山進一君     17番  瀧 多津子君     18番  大田 優君     19番  北浦 茂君     20番  前田雄治君     21番  浜崎政治君     22番  久保田正直君     23番  黒原章至君     24番  榊原徳昭君     25番  宮本憲治君     26番  矢本 伊君     27番  磯崎誠治君     28番  森本浩生君     29番  川端 進君     30番  寺杣茂男君     31番  宮本勝利君     32番  馬場利之君     33番  寺脇寛治君     34番  出口茂治君     35番  山部 弘君     36番  谷上昌賢君     37番  米田光治君欠席議員(1名)      5番  中井富美夫君  -------------------説明のため出席した者   市長      神出政巳君   助役      宮脇昭博君   収入役     濱井兵甲君   政策調整           森 孝博君   部長   総務部長    宗 泰雄君   保健福祉           緒方信弘君   部長   市民部長    前川順治君   都市整備           山西義彦君   部長   水道部長    田尻昭人君   教育長     山本皖司君   教育次長    笠松俊博君   教育次長    山本 盛君   消防長     森澤義嗣君   下津行政           表 行男君   局長   政策調整           藤原憲治君   部参事   総務部   参事兼     坂本寛章君   財政課長   下津行政           砂山義晴君   局次長   政策調整           野崎一郎君   課長   情報システム           上田数馬君   課長   保険年金           平田喜義君   課長   高齢介護           谷口俊治君   課長   市民環境           岡本芳伸君   課長   都市整備           岡本泰博君   課長   管理課長    田中伸茂君   業務課長    冷水茂則君   下津水道           中尾 力君   事務所長   教育   委員会     抜井ひでよ君   総務課長   学校教育           小畑 一君   課長   病院事業           本告寿国君   管理者   市民病院           山田陽一君   院長   市民病院           伊藤明雄君   事務長   消防次長    増田信治君   消防本部           廣田芳三君   総務課長   消防本部           谷山 桂君   予防課長   海南   消防署     久保田喜雄君   専門員  -------------------事務局職員出席者   事務局長    千葉博己君   次長      西谷利広君   専門員     山本 明君   主事      栗山維希君  -------------------           午前9時30分開議 ○議長(宮本勝利君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。  ------------------- △日程第1 一般質問 ○議長(宮本勝利君) これより日程に入ります。 日程第1 一般質問を行います。 昨日の36番 谷上昌賢君の関連質問に対し、当局から答弁願います。 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) おはようございます。 昨日来、貴重なお時間をとっていただき、まことに申しわけございません。6番 橋爪議員の質問に関する36番 谷上議員の関連質問について御答弁申し上げます。 3人あれば休園幼稚園を開園するという案件につきましては、今後、教育委員会において適切に判断してまいりたく思ってございます。 なお、昨日の私の答弁の中に、下津町学校適正配置審議会の中間報告書について、それをもって答申と受けとめられるような発言をいたしましたことについておわび申し上げますとともに、今後、発言につきましては十分注意してまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再質問ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 以上で、6番 橋爪光一君の一般質問並びに36番 谷上昌賢君の関連質問を終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。           午前9時32分休憩  -------------------           午前9時35分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問を継続いたします。 次の質問者の質問に入ります。 2番 岡 義明君   〔2番 岡 義明君登壇〕 ◆2番(岡義明君) おはようございます。 今回はちょっと時間の方も大分少なくて済むようです。きっといい御答弁いただけるものと思ってます。 まず、鉄道高架の耐震は重要ではという質問からまいりたいと思います。 東南海・南海地震、これが同時に発生した場合、市内で地盤の弱いところでは震度5強以上という研究の発表も出ています。そして、中央構造線の紀ノ川断層が、これが動いた場合、最悪の場合は海南市内でも震度6強以上に達するという学者の見解も出ています。 特に、紀ノ川断層が直下型ということで、私も少々学生の時代に地学を専攻しましてね、少しは勉強したこともあるんですが、紀ノ川断層が動いた場合、その周辺の特に海南市です。この下の紀ノ川、和歌山、海南の地下ですね。モホロヴィチッチという鉄板のような断層がかなり上まで浮上している地域なんですね。それで、紀ノ川付近で地震がもし起きた場合は、それに反射して、震源地と同じような揺れ、あるいはそれ以上の揺れが海南市でも有田地方でも起こりかねないということになろうかと思います。 次へ進めます。 阪神・淡路大震災では、皆さんもニュースでいろいろ御存じのように、見たように、比較的新しかった六甲駅ですね、これも無残に倒壊し、その復旧に2年以上の歳月を要しました。 本市の鉄道高架、それが本当に強い揺れに耐えられるのかという疑問を持っているのは私だけではありません。また、この道に大変詳しい設計士さんにお伺いすると、今のうちにこの鉄道高架も補強工事を進めないと大変な事態となると心配しておられるんです。鉄道は、御存じのように、市民にとって主要な足であると同時に、地震が起きると、また、大変危険なものとなります。行政としても、JRのものだからと放っておいてはならない問題ではないでしょうか。 きょうは、震度6程度の揺れに耐え得る構造になっているのか、また、最悪の場合を想定し、鉄道高架の倒壊という事態も含めた防災計画を立てるべきではないか。耐震調査をJRに勧めるべきではないかとの趣旨で質問したいと思います。 この連続立体鉄道高架事業は、これは総工費、概算ですが150億円かかったと言っています。そのうち、JRの負担は10分の1で15億。残りの135億円を国が約3分の2、県が約6分の1、そして地元であります海南市は6分の1の約22億5,000万円もの負担をしているんです。概算ですんで詳しいことはわかりませんが、合うてますか。22億5,000万円です。JRよりずっと負担を多く海南市は出しているわけなんです。 これが地震により倒壊することがあれば、大変な損失となるのではないでしょうか。そして、何よりも人命が危険にさらされます。さらには、復旧工事に長い期間と莫大な資金が必要となってまいります。 私は、鉄道高架事業は平成10年の秋に全線開通したものですので、まだ7年の新品だという頭があり、大地震にも十分もちこたえるだろうと思っていました。ところが、この工事は開始時期が、昭和で言うと56年、1981年ですね。ですから、もう既に24年の歳月がたっているわけです。そして、設計は当然その工事に着工する以前の設計ですわな。恐らく、この設計法は許容応力設計法、ずっと古い許容応力設計法で設計されているものではないかなと思うんです。 そこでまず、この鉄道高架はいつごろ、どのような設計法で設計されていますか。これをお聞きしたいと思います。 次に、高速道路や鉄道高架、高層ビルなどの崩壊を想定した訓練や、そして防災計画の見直しが、今全国の都市部を中心に進められています。 しかし、これは何も都市部だけの課題ではないと思うんです。海南市も高速道路もありますし、超高層ビルちゅうのはないですけども、高架鉄道も走ってますからね。ですから、防災面で質問したいんですが、万が一、この鉄道高架が倒壊した場合、主要な幹線道路が寸断するという事態もあり得るわけですね。そうなれば、救援活動や後の復興活動等にも大変な影響が出るのではないかと心配します。 このような事態も想定した防災計画を検討すべきだと思うのですが、当局の考えはいかがでしょうか。 次に、市営住宅についての質問に移ります。 市営住宅は、公営住宅法に基づき、国や地方自治体がその供給に責任を負うものです。 しかし、ここでちょっと余談になるんですが、1996年に公営住宅法が改悪されてしまいました。改悪というのは、国は自治体への建設補助を大幅に削減したんですね。そして、国民が求めている文化的な住宅政策の拡充要求とは反対に、またまた第二弾の改悪が急ピッチで進められようとしています。 恐らく今年度だと思うんですが、今年度で終了する第8期住宅建設5カ年計画というのがありますが、これが今年度で終了するんかなと思うんですが、公営、公団そして公庫の公的資金による住宅供給政策から大手住宅メーカー中心の市場活動を中心に切りかえようとしてるんですね。この5カ年計画がもう終わってしまいますからね。そこへ切りかえようとしているんです。 この政策も、実は、日本経済連ですね。この日経連の住宅に関する提言というのがあるんですが、これをそのままうのみにして改悪しようというものです。 経済連の提言はこうです。これ以上、公的住宅をふやさないこと。そして、公営住宅の入居希望者の収入基準をさらに引き下げよということですね。そしてその上、個人の預金などの査定とともに、入居期間の限定の導入を行い、長期入居者の追い出しを進めること、こんなん言われてるんですね。経済連が言っているんです。 なお、公営住宅の建てかえの際には、今はやりのPFIを基本とするなど強調しているということです。 財界のこんなむちゃくちゃな考え、提言をそのままうのみにする今の小泉政権のもと、公営住宅の建設が、小泉さんにかわってからもう既に実質4割も削減されてしまいました。なかなか建てよ思ても補助金がつかないんですね。そして、また財界の強い要望でもあった都市再生事業費を、反対に5割も膨らませたんです。これはもう大手ゼネコンが喜ぶ事業ですわな。 公営住宅の建築をカットして、そして、そういう大手ゼネコンの喜ぶ方へ予算を移したということです。ここでも、税金の使い道を本当に国民本位に切りかえるだけで、公営住宅の拡充は十分に行えるわけなんです。 そうも言ってられません。ところが、本市の市営住宅の状況は、もう皆さんも御存じのように大変老朽化が進んで、ほんまにちょっとでも地震揺ったらもう危ないかなと思うようなとこいっぱいあるわな。早急に建てかえを求めたいのですが、そうした国の施策の改悪もありまして、「はいはい、そないします」とはなかなか当局の方も答えていただけないと思うんです。 そこで目を向けたいのが、例えば民間の空き家とか、企業などが所有する社宅とか、そういうところを利用させていただいたらどうかなと思うわけです。今のこの時節、企業としても少しでもそういう収入が、あきで置いとくんだったら収入入ってきませんから、ひょっとして企業も乗ってくるんちゃうかなと、このように思うんです。そして、相手が地方公共団体ですからね、安心して貸し出しできるという面も企業側としてはあるんじゃないかなと思うんですが。 そこで質問に移ります。 民間の賃貸住宅とか、あるいは今言った企業の社宅などのストックを活用して借り上げ住宅として利用できるのではないでしょうか。当局の考えを伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 岡本都市整備課長   〔都市整備課長 岡本泰博君登壇〕 ◎都市整備課長(岡本泰博君) 2番 岡議員の、本市の鉄道高架は設計において、いつごろどのような設計法かという御質問に御答弁を申し上げます。 鉄道高架工事は、昭和58年に着工し、平成10年に竣工してございます。一方、耐震設計法は、平成7年の阪神・淡路大震災など過去の被害経験を通して、震度法、地震時保有水平耐力法限界状態設計法等々、徐々に整備され、拡充されてきております。 JR和歌山支社に問い合わせしたところ、鉄道高架における耐震設計法については、長期にわたる高架工事の期間の中で、工事時期により採用されている設計法は異なっている。その時期に合わせた設計法を採用している旨をお伺いいたしてるところですが、現在、どの区間がどの設計法かという詳細は正確に把握してございません。よろしくお願いをいたします。 ○議長(宮本勝利君) 田中管理課長   〔管理課長 田中伸茂君登壇〕 ◎管理課長(田中伸茂君) 2番 岡議員の、企業社宅等を借り上げ市営住宅として利用できないかとの御質問に御答弁申し上げます。 前日の橋爪議員からの御質問で、今後の市営住宅の施策についての御質問の中でも御答弁申し上げましたが、市の方針といたしましては、まず、老朽化した市営住宅の建てかえを入居者の御理解を得ながら計画的に進めてまいりたいと考えてございます。 しかしながら、この建てかえ事業につきましては、入居者の年齢、収入等の状況で御理解を得ることが困難なケースもございます。その際の対応策として、議員御提言の民間活力を利用した住宅供給、借り上げ住宅につきましては有効な方策であると考えてございますが、この借り上げ住宅の活用につきましては、一定の基準があります。例えば、1戸当たりの床面積、設備、高齢者への配慮等々などで、これらを持ち主において適合できるよう改善していただかねばなりません。また、各地区や地域の実情に応じた戸数の把握や財政事情等も考慮しなければならない点や、この借り上げ住宅を導入することになれば、民間アパート経営についても十分配慮しなければならない点、また、建物の建設年度、年数を見ての契約期間や管理する上における借り上げ戸数等々も考えなければなりません。 現段階としては、大規模火災が起こった場合において、災害公営住宅として周辺地域の私設住宅を公営住宅として借り上げ、一定期間の居住の安定を優先すべきではないかと思いますので、このような方向で検討してまいりたいと考えてございます。 以上、御理解お願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 野崎政策調整課長   〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 2番 岡議員の、鉄道高架の耐震に係る御質問中、地域防災計画に関する御質問に御答弁申し上げます。 議員も御承知のとおり、地域防災計画は、災害対策基本法に基づき、国・県・市が、お互いに連携しながら防災教育及び訓練、その他の災害予防、情報の収集及び伝達、避難、消火、救助、救難、衛生、その他の災害応急対策並びに災害復旧に関する事項等々について、それぞれ計画することとなっております。 しかし、市町村の計画だけでは対応できない、例えば電気・ガスなどのライフラインや、輸送、通信等の公共公益的事業を営む法人に対し、災害対策基本法では、内閣総理大臣や知事が指定した指定公共機関及び指定地方公共機関の責務といたしまして、それぞれの防災業務計画を作成し、市町村に対し協力することと定めてございます。 このことからも、今後、市といたしまして、ことしから来年にかけて新たに策定する地域防災計画策定の際に、議員御指摘の鉄道高架の件も含め、鉄道施設全般にわたって、災害予防や応急対策等について、JRと協議してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 再質問ございませんか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) まず、市営住宅の件なんですが、きのう橋爪議員もいろいろ質問されましたんで質問いたしませんが、この民間借り上げ住宅についてですね、これは国土交通省です。この社会資本整備審議会という小委員会ありますね。これも恐らくです。ちょっと調べる間がなかったんでね。多分、この秋かもう出てるかわかりませんが、低所得者などに十分な公営住宅を供給するためには、今の限度があるということで、民間のその賃貸住宅等を活用するということを答申されると思うんですよ。 そういうことで、特にきのう橋爪議員も、旧下津の方は市営住宅が本当にもうほとんどないと言っていいほどだということでね。特に下津の方もこういう施策を利用して、建設が難しいのなら、まずこういうところから手をつけていただきたい。これだけお願いしておきます。 そして、鉄道高架の耐震対策であります。これについては、都整方からも御答弁いただきましたが、工事開始時が58年ですか。昭和58年ということですね。そして、大変長い期間を要したので、この場所はどういう設計法で設計されたか、なかなかその箇所がわからないと、詳細がわからないということです。そうしたらですね、その詳細がわからないということですんでね、特になおさら耐震調査が必要ではないかなと、このように思います。 先ほども言いましたが、本市の22億5,000万円をむだにしないように、この耐震調査を積極的にJRに進めるべきではないかという質問にかえさせていただきたいと思います。 そして、防災計画についてですが、それは国・県、そして多くのJRも含めた企業も関連して計画を今後立てるということなんですが、それは大いにしていただきたいんです。 しかしですね、この6月議会で防災計画を立てるまでに、もう既に総合体育館の方へ災害本部を設置するんだと。災害起きたらね。そういうことがまず先に計画され、もう着々と費用を投じてやられようとしてるわけですね。 私不思議に思うんが、もう質問しませんよ。不思議に思うんが、鉄道高架がですね、もし崩落した場合に、あんなとこへ災害特別対策本部、まあ高台でいいんですけども、建ててもなかなかそこから下津への連絡とか、あっこから、崩落したらできなくなってくると思うんでね、だから、計画段階でまずきっちりしてからどこへ本部建てるんだとか、そういうふうな順番でやっていくべきではないんかなと。6月議会でもうちょっとそういうのつけ加えたかったんで、今ちょっと言っときますが、そのように私は思います。そこをよろしく。 先ほどの件で答弁お願いします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山西都市整備部長   〔都市整備部長 山西義彦君登壇〕 ◎都市整備部長(山西義彦君) 2番 岡議員の鉄道高架の耐震は重要ではにかかわって、再度の御質問にお答えをいたします。 鉄道高架事業は、県が事業主体となりまして都市計画事業として、本格的には昭和58年から事業施行をしてございます。工事の施工は県、JRとなっておりますので、その当時の設計法について、かなり以前になりますが一度調査をさせていただきたいと考えてますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再々質問ございませんか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) 部長さん、調査を実施していただけるんですね。これ、うちがするんですか。JRにしろと言うんでしょうか。そこらどうでしょうか。
    ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山西都市整備部長   〔都市整備部長 山西義彦君登壇〕 ◎都市整備部長(山西義彦君) 2番 岡議員の、鉄道高架の耐震は重要ではにかかわって、再度の御質問にお答えをいたします。 工事はJRの方で行いましたので、市としてJRの方にその調査、設計の調査を調べていきたいと。市として調べたいと、こういうことで、JRの設計の内容について調査をさせていただきたいと、こう考えてますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再々質問ございませんか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) わかってきました。ちょっと勘違いで。その設計の調査ですね。耐震の調査じゃなくって。設計の調査ということでね。 まず、そこから始めてもらわないかんのですがね、くどいようですが、多くの資金を海南市も投じてますんでね、JRに耐震調査を行うように進めていただきたいんですよ。 ていうのは、新潟の中越地震ありましたね。あれで阪神・淡路のあの大震災を受けて、高架鉄道を、新耐震基準に急いで補強し直した高架鉄道、中越でですね、ほとんど被害が微弱であったという結果がですね、これは衆議院の本会議の質問の中で明らかになってるんです。ですから、その高架鉄道がもし崩壊してもて、それをまた再建するとなれば、また高額な費用が必要になってくると思うんで、今ならお金かかると思うんですがね。つぶれない前に補強という観点で、私こういうように思てるんです。 そこでもう一度、部長にお伺いしたいんですが、工事設計の調査させるというんじゃなくって、耐震診断を行いなさいよとJRに言っていただきたいんですよ。その点どうですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山西都市整備部長   〔都市整備部長 山西義彦君登壇〕 ◎都市整備部長(山西義彦君) 2番 岡議員の、再度の御質問にお答えをいたします。 鉄道高架の設計はどうなっているかについてでございますが、先ほど御答弁させていただきましたように、まず、その内容を調べさせていただき、その調査に基づいて対応について検討をいたしたいと考えてございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 再々質問ございませんか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) もう平行線になると思いますので。 いろいろまだ聞きたかったんですがね、今後の課題としときますが、実際に調査するったら、海南市が、またその調査費も出さんなんとかよ。ほいで、もしどっか補強工事が必要やったら、これまた負担出さんなんのかなといろいろ聞きたいんですが、また次の機会にしたいと思います。 どうもありがとうございました。 ○議長(宮本勝利君) 以上で、2番 岡義明君の質問を終了いたします。 以上をもって、通告を受けました質問者の質問がすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 一般質問はこれをもって終結いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 一般質問はこれをもって終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。           午前10時13分休憩  -------------------           午前10時30分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------- △日程第2 報告第15号 専決処分事項の報告について(平成17年度海南市一般会計補正予算(第1号)) ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第2 報告第15号 専決処分事項の報告について(平成17年度海南市一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。 当局の説明を求めます。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 報告第15号 専決処分事項の報告についてを御説明申し上げます。 内容につきましては、平成17年度海南市一般会計補正予算(第1号)で、衆議院選挙の経費として4,015万円の追加補正を専決させていただきました事項の報告でございます。 この経費につきましては、本年9月11日に執行いたしました衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の事務が急を要しましたので、この予算を平成17年8月8日に専決処分させていただきました。 以上を御報告申し上げますとともに、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第38条第2項の規定に基づき、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 報告第15号 専決処分事項の報告について(平成17年度海南市一般会計補正予算(第1号))を報告のとおり承認することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は報告のとおり承認することに決しました。  ------------------- △日程第3 議案第46号 和歌山周辺広域市町村圏協議会を設ける地方公共団体の数の増減及び規約の変更について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第3 議案第46号 和歌山周辺広域市町村圏協議会を設ける地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 野崎政策調整課長   〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 議案第46号 和歌山周辺広域市町村圏協議会を設ける地方公共団体の数の増減及び規約の変更について御説明申し上げます。 本議案は、平成17年11月7日に那賀郡5町が合併し紀の川市となることに伴うものでございまして、議案内容は、地方自治法第252条の6の規定により、平成17年11月6日をもって和歌山周辺広域市町村圏協議会から那賀郡打田町、同郡粉河町、同郡那賀町、同郡桃山町及び同郡貴志川町を脱退させ、平成17年11月7日から紀の川市を加入させるとともに、和歌山周辺広域市町村圏協議会規約を変更しようとするものでございます。 規約の一部を変更しますのは、第3条及び第6条第1項の規定でありまして、第3条は協議会を設ける市町に関する規定でございまして、海南市の次に「、紀の川市」を加え、「、打田町、粉河町、那賀町、桃山町」及び「貴志川町」を削るものとしてございます。 第6条第1項は、組織に関する規定でございまして、関係市町の長が重職となっております委員の委員数を9人から5人に変更するものでございます。 なお、この変更する規約は、平成17年11月7日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第4 議案第49号 五色台広域施設組合規約の変更について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第4 議案第49号 五色台広域施設組合規約の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本市民環境課長   〔市民環境課長 岡本芳伸君登壇〕 ◎市民環境課長(岡本芳伸君) 議案第49号 五色台広域施設組合規約の変更について御説明を申し上げます。 この規約の変更につきましては、平成17年11月6日をもって五色台広域施設組合から貴志川町が脱退し、平成17年11月7日から、組合に紀の川市の一部、合併前の貴志川町の区域のみが加入することに伴い、組合規約を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、それぞれの構成市町の議会の議決を求めるものでございます。 今回の改正点は、那賀郡内の打田町、粉河町、那賀町、桃山町及び貴志川町の合併に伴うもので、共同処理する区域は、海南市においては別表に定める区域、野上町及び美里町にあってはそれぞれの行政区域の全域、紀の川市にあっては、別表に定める合併前の貴志川町の区域とし、その他合併に伴う所要の改正を行うものでございます。 なお、附則につきましては、平成17年11月7日から施行するとしております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第5 議案第50号 海南市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第5 議案第50号 海南市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 宗総務部長   〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 議案第50号 海南市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について御説明申し上げます。 地方公共団体における人事行政運営における公正性、透明性を高める観点から地方公務員法が改正され、地方公共団体の長は、条例で定めるところにより毎年人事行政の運営等の状況を住民に公表しなければならないこととされたところでございます。これによりまして、条例の制定をお願いするものでございます。 内容について御説明申し上げます。 第1条において、この条例の趣旨を規定してございます。 第2条は、任命権者は毎年12月末までに市長に対し、前年度における人事行政の運営の状況を報告しなければならない旨を規定し、第3条において、当該任命権者の報告事項について規定しております。 第4条において、公平委員会は毎年12月末までに、市長に対し、前年度における業務の状況を報告しなければならない旨を規定し、第5条において、当該公平委員会の報告事項を規定してございます。 第6条において、公表の時期を毎年3月末までとし、第7条において、公表の方法を掲示場に掲示するほか、市長が適当と認める方法により行う旨を規定してございます。 第8条において、条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める旨を規定してございます。 なお、附則でございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第6 議案第51号 海南市地域振興基金条例について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第6 議案第51号 海南市地域振興基金条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 野崎政策調整課長   〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 議案第51号 海南市地域振興基金条例について御説明申し上げます。 本案は、本年4月1日に誕生いたしました新しい海南市の地域振興を図るため、国の市町村合併支援プランの一つでもある合併特例債を活用いたしまして基金を設置することに伴い、基金条例の制定をお願いするものでございます。 第1条は、基金の設置に関する規定でございまして、本市における市民の連帯の強化、または、地域振興に要する経費に充てるため、海南市地域振興基金を設置するといたしてございます。 第2条は、積み立てに関する規定でございまして、基金として積み立てる額は、海南市一般会計歳入歳出予算で定める額としてございます。 なお、積立金の額につきましては、本議会において15億7,578万7,000円の補正予算を計上させていただいてございまして、うち14億9,690万円の合併特例債を予定してございます。 第3条には、管理に関する規定を設けてございます。 次に、第4条は、運用益金の処理に関する規定でございまして、基金の運用から生ずる収益は予算に計上して、第1条の目的を達成するための経費の財源に充てるものとするものとしておりまして、利益運用型の基金として基金の運用益をもって市民の連帯の強化、または地域振興につながるソフト事業に充当することとしてございます。 第5条は、繰り替え運用について、第6条は、委任について、それぞれ規定を設けてございます。 また、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑に入るわけでございますが、本案については質疑の通告がありますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 議案第51号ですが、今、野崎課長から説明があったように、この51号と補正予算とも関連してるわけですね。私は、補正予算にもいささか触れる部分があると思いますが、その点はお許しいただきたいと思います。 まず、この51号の海南市地域振興基金条例についてでありますが、課長から冒頭に説明がありましたように、市民の連帯の強化を図ると、こういう目的で基金をつくるんだということであります。大変似通ってる海南市の基金には既に、海南市地域づくり推進基金というのがありまして、これの条例を見てもほとんど変わらない。今、野崎課長が言われたように、変わってるのは市民の連帯の強化を図ると、ここだけが違うわけですよね。ほとんど変わらないような性格の基金を2つというのか、既に海南市地域づくり推進基金というのがあるわけですから、つくらないかんのかなちゅう疑問がまずわくわけですよね。 そこで、あなたが登壇して説明をされたように、これは合併に伴う特例債の受け皿になると、こういうためにこの基金をつくるんだというんですがね。合併債の受け皿になるためにこの基金をつくらんならんというのは、何か根拠があるんですか。1つはね。質問の1点。 大変紛らわしいというか性格のよく似たような基金が既にあるのに、新たにつくる必要は、私はないんではないかと思うんですがね。その点は、どういう根拠に基づいてこの条例案を提案されているんですか。 また、予算についても、先ほどあなたが触れられましたけれど、予算提案してますね。これの関連もひとつお答えいただきたいと思います。 2つ目はですね、この本条例案、出されてる議案第51号の基金条例に基づいて基金をつくるとしましょう。これが、合併に伴う市民の連帯の強化のためにと、こういうことでつくるのも必要としましょう、これはね。私は、若干疑問に思うんですが。必要としてですよ。そうすると、この合併における新しい市町などの連帯の強化に役立てるというんならば、事業の展開は合併強化の連帯を必要と迫られる数年間なんですね。一番基金を活用して連帯の強化を図る時期だと思うんですよね。これはもう常識でわかりますわな。 ところが、事前に私もちょっと調べたんですが、当局からいただいた資料などを見ると、答弁で触れてくれるんでしょうけれども、総務省から提案されている振興基金ですね、これをつくりなさいという何か課長補佐の口頭通達というのがあるらしいです。それを見ると、口頭通達ですから口頭に言うたのをどなたか筆記して、それをこの市町村に、県を通じて市町村に回ってきたというもんでしょう。それを見さしてもらうとね、この基金は10年間使わないということになってますね。基金をつくって10年間は、元金の方は10年間使わないといってます。目的に、この連帯の強化を図るんだと。 既にもうこの海南市には地域づくり推進基金という条例や基金があるのに、全く性格の同じような基金をつくってですよ、そして、10年間これは元金の方は活用しない。利息の活用だって、今、あんた、15億のこれ基金つくっても何ぼになりますか。0.2%ぐらいでしょ、利息の部分だけを活用するとしても。そんなんであんた、この言われるような連帯の強化に資するというようなことになりますかな。ならんでしょ。 そうすると、基金の目的にしてるのと大いに違うようなところを総務省の何やらという課長補佐ですがね、口頭で言われて、それを仰々しく合併した市町村は受けてるということになりませんか。これはね、大いなる疑問だと思うんですね。私は、これは受けなくていいと、こういうように思う。間違うちゃるのや、総務省の方は。というふうに思てるんですが、それについての見解はどうでしょうか。 そして、議長にもお許しをいただきまして、若干予算にも触れさしていただきたいと思います。 彼が冒頭で予算の説明するもんやさけね、予算のときにしようと思うたんですよ。けれども、この条例案について予算も提案してるのと言うんでね、予算に触れさしてもらいたいと思うんですがね。予算のときにやれというんやったらそれでいいんですよ。 予算のときやるか。そりゃもう、そりゃまあええわ。 予算のときにやりますがね、ちょっと言うときますとね、基金をつくって基金の債権の利息を払って、そして15億というような預金を預けて、利息と物すごい損せないかん。こりゃまあ、予算のときやります。おかしいですよね。そういうこともあるので、ちょっと今言うときますがね、後でまたこれはゆっくりやらしてもらいます。 この2点、御答弁いただけますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長   〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 8番 幡川議員の海南市地域振興基金条例に関する2点の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、海南市地域づくり推進基金と別に基金をつくる必要性があるのかという御質問でございますが、今回提案しております海南市地域振興基金は、利益運用型の基金となっております。一方、海南市地域づくり推進基金は、取り崩し型の基金となっておりまして、基金運用面において相違がございますので、今回新たに地域振興基金を設けようとするものでございます。 また、総務省の統一見解として、合併特例債で積み立てる基金については、個別に基金を設けるようなってございまして、他の合併市町村におきましても個別に基金を設けているところでございます。 続きまして、地域振興基金が合併に伴う特例債の受け皿になる、特に特例債発行のために必須条件というのであれば、合併に伴う特例債のどのような国の指導に基づくのかという御質問でございます。 地域振興基金が特例債発行のために必須条件というのであれば、合併に伴う特例債のどのような国の指導に基づくのかという御質問についてでございますが、合併特例債には2種類ございまして、1つは、まちづくりのための建設事業に係る合併特例債でございまして、本市の場合は約139億円となっております。 もう一つは、基金造成に係る合併特例債でございまして、本市の場合は約15億円となっておりまして、合計で約147億円の合併特例債が活用できることとなってございます。 今回、この基金造成に係る合併特例債を活用し、地域振興基金を設けようとするものでございますが、これについては市町村の合併の特例に関する法律の第11条の2の第1項に規定がございまして、この中で合併市町村における地域住民の連帯の強化、または合併関係市町村の区域における地域振興等のために、地方自治法第241条の規定により設けられる基金の積み立てに対し、合併特例債をもってその財源とすることができるとなってございます。 以上、基金条例を設置するものでございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 全然わかりませんな。わからんて、説明してんのは一生懸命やってくれてんでしょうけどね、意味が通らん。 第一ね、この条例案でつくる基金は利益運用型基金やというけどね、利益運用て、利益出るんですか。利益出ないでしょ。   (「損失が多いよ」と呼ぶ者あり) 損失するのわかっちゃるでしょ。これあんた、特例債といえどもですよ、何ぼで借りるんですか。縁故債だったら1.5%で仮に借りれたとしてもですよ、預けたら0.2%でしょ。みすみす1.3%損するんですよ。こんなのあなた、利益運用型て言うんですか。利益運用型て言うたらね、利益になるから利益運用型でしょうが。損するのをみすみすわかりながらね、総務省のだれか知らんけど呼んで来い、一遍そんなもの。利益になれへんやない。素人考えてもわかるやんか。 あなたにそんなきついこと言うてもね、何やけれど、提案する限りは、あなたも疑問に思われないですか。特例債を10年間借りる。そして、どんだけ利息払わないかん、返ってくんのは利益として、利益ちゅうか利息として得られる額はね、損失が大分わかっちゃるでしょう。これをどうして今やらなければならないんですか。 その点について、利益運用型基金だというが、これは利益損失型基金や、これはな。これそう思われないですか。 僕、事前に通告してましたからね。あなただけやなしに部長なり、助役さんなりに相談されちゃると思う。これ助役さんなしに収入役さんになるかな、この問題は。一度きちっとそこらを見解を言うてくださいよ。今私言うただけではないんですから、事前に通告してるんだからね。この基金は、こういう矛盾があっておかしいですよと。本会議で質問さしていただきますよって言うちゃるのやからね。これは利益運用型やない、利益損失型基金や。名前変えてもらわないかんと私は思うんです。どうですか、当局の見解は。 それと、野崎課長が言われる、課長補佐の事前にあなたからいただきました資料ね、これはよう目的がわかりました。ありがとうございました。 この資料をいただくと、平成16年3月11日の総務省合併推進課の藤井課長補佐さんが、都道府県の担当者の方を集めて講演されたんか指示をされたんかわかりません。それはわかりませんが、その中で言うたちゅうんですね。口頭で言うたちゅうんですね。それを文書にしてるところですよ。それを見やしてもらうと、この基金は実質10年程度を経て取り崩しを認めるなどの運用を実施したいと。10年間使ってはならんというわけや、元金の方はね。利息の方は利益生めへないしょな。生めへんちゅうことははっきりしとるでしょ。元金は10年間使ってはならんという。 しかし、この基金の、連帯の強化というのは、今ここ二、三年に必要じゃないんですか。海南の場合やったら、下津と海南市が合併をしてね、この議会でも問題点は幾つかありましたけれどね。そういうことをこの特例債を使って、連帯の強化のために使ってくださいと、こういうんならまだわかりますわな。そうするんが総務省の僕指導やと思うんやで。これは間違うちゃるで、このとおり言うちゃるのやったら。この二、三年にこそ連帯を強化するものが必要なのや。12年や13年目に連帯の強化やと言うてもだれがあんた信用しますかと。また、そのじゅうに新しい合併があるかもわからない。ほんまにやで。 だから、この条例案をあなたが、あるいは当局が提案されているというのはね、やっぱりそういう点も推考されてよく検討されて、議会と市民の中にこういう基金が必要なんですよということを説明していただかなければなかなか理解のできないところであります。これについての見解をお伺いしたいと思う。これが2点目です。 ただ、海南市だけの損得だけを言えば、特例債の発行を認められるということは、地方交付税の国から来る金の交付税率が高いですわな。そういう点でいうと、海南市はいろんな事業をしたり、それこそ連帯強化に役立てるために金を使うと。これは利益になるんですね。海南市だけでいえば。でも、公金、税金、地方交付税にしても何にしても国民の税金やいしょ。我々の税金やいしょ。それをあんた、仮に1.5%で借りて利息を1.5%払て、0.2%しか利益ないと。ほな10年間手つけられないというような基金を今何でやる必要があるんだちゅうことになる。2つの。 もう一つの観点ちょっと質問、3点目ね。なぜほいじゃこの総務省は、そういうふうに10年間は基金を起こして10年間元金に手つけたらいかんというようなことを課長補佐さんであろうと言うんかなということを考えてみたんです、私なりにね。思い当たる点が1つある。 それは、市町村の合併をすると10年間は合併前の地方交付税率の率を変えないと、こういうのがありますね。これは合併についてのあめやとよう言われましたけれど。例えば段階補正で地方交付税を11年目から削りますよと、元へというんか、そういうのがなってますよね。交付税のことについてはね。だから、それに備えて今から、合併した自治体は備えなさいよと。11年目からさあっと地方交付税が下がりますからね。備えなさいよというんなら、まず指導はあってしかるべきかなと思うんですよ。しかし、どうもそうでもないようや。この課長補佐の通達を読ましてもろっても、そうでもないようだ。というのは、基金を起こして10年間元金を使ってはいけないと、こういうことですよね。 そうすると、私が今考えてるような、自分なりに考えてるようなことであるとするならば、それは合併後10年間ね。段階補正を初めとする地方交付税の税率は変わらないと、こういうことですからね。言うてみりゃあね、合併後9年たって起こしても構へんのや。そういう意味ならばですよ。 ところが、これは明確に、基金をつくって10年間元金は使わないものとすると書いてあるさかい、どうもそうでもないらしい。頭のええ人たちでしょうからね、総務省の課長さんだというのはよ、そんなこと見落とすはずがない。そうすると、別のこの目的をもって指導されたんかなと思うんですがね。その点は、あなたにも事前に私質問さしていただきますよというときに、こういう目的かなということも言うたりもしてましたんで、これは県などへ確かめられて、あるいは総務省はどういうふうに言うとられるんですかちゅうこと聞いていただけましたか。そして、あなた自身も納得のするような、提案する限りはだれが何言おうと、やっぱり海南市の当局として納得のするように御説明していただかないかんと思うんですよね。それはどうなんですか。実際に、合併後11年後の段階補正等の地方交付税の減額に備えなさいと、こういう意味なんだということなのかどうかね。それも答弁いただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長   〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 8番 幡川議員の、海南市地域振興基金条例に関する3点の御質問にお答えいたします。 まず、1点目のレートでございますが、約1.7%でお借りしまして、それから金利のつく分は0.2%というのは不合理ではないかという御質問でございますが、この地方債14億9,690万円の起債レートは幾らかという問題でございますが、これにつきましては、縁故債として金融機関の入札により借り入れる予定でございますので、利率については現時点ではわかりませんが、1.5%程度になるのではないかと思ってございます。 次に、借入利息と基金として活用する利益との差を市は失うことになるのではないかという御質問についてでございますが、この基金は、基金総額の95%について合併特例債を充当でき、元利償還金の70%が普通交付税措置されますので、実質3分の1の約5億円の資金で約15億円の基金造成を行うことができる有利な財政支援であると考えてございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 それから、本条例案の第1条、市民の連帯の強化のためになるとあるが、この基金が連帯の強化が求められるここ2年から3年に事業展開するために必要ではないかという御質問でございますが、この基金は、合併によってそれぞれの地域の活力が失われないよう、旧市町の地域振興や地域住民の一体感の醸成のためのソフト事業を行うため基金を積み立て、その運用益を財源に充てるものでございまして、事業といたしましては、イベント開催、民間団体への助成、伝統文化の伝承等に関する事業の実施、それからコミュニティ活動、自治会活動への助成等々を想定してございます。 なお、この基金につきましては、現在のところ国におきましては取り崩しを認めておりませんが、当分は、さきに申し上げましたとおり、基金運用益をもって市民の連帯の強化や地域振興に要する経費に充当していきたいと考えてございます。 それから、この基金については地方交付税が11年目に下がるので、そういうことを想定しているのではないかという御質問でございますが、この基金につきましては、合併市町村における地域住民の連帯の強化、または地域振興等のために設ける基金でございまして、旧市町の地域振興や地域住民の一体感の醸成のためのソフト事業、例えばイベント事業、伝統文化の継承等に関する事業、11年目からの想定をしてるのではないかということでございますが、恐らくそういうことの御推察のとおりだと思いますので、10年間は基金を積み立てる、取り崩さないということを自治省が指導してるものと思われますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) そうすると、野崎課長さんね、11年目からの地方交付税の減額に備えるというならば、10年前の9年目に起こしたらどうや。合併してから11年目から地方交付税の減額があるわけですからね。1年前に起こしたらいいでしょ。そしたら損する利息も少ないです。それ何でもやらないかんと。1年前に起こしても賛成しませんよ、私はこれは。理屈に合わん、第一。簡単に賛成はできませんけれどね。しかし、そういう趣旨であるとするならば、ことし起こさんならん必要がさらさらないではありませんか。連帯の強化とかソフト事業にいろいろやるんやというけれどね、損してまでなぜやらないかんのよ、これ。 私はね、あなたに先ほど質問して、市は失うのではないかと言うてないで。税金である交付税とか、あるいは市税で持ってるような一般財源等で借るわけやからね、起債を。起債で1.5%で借りて、0.2%でしか利息ないというたら1.3%損すらいしょう。なぜ銀行にもうけさせてあげないかんのですか。縁故債だからね、これどこかで借るんでしょ。 こんなこと、総務省だって言うはずがないと私は思うんですよ。これどっかで間違うちゃる、この総務省の課長補佐の言う口頭通達というのは。通達というんか何か知らんけども、口頭通達って言えへんのやろな。口頭で言うたことを控えたということでしょうけどね。 だからね、15億の1.3%損したらどんだけ損になりますか。10億だって1,300万の損でしょ。650万と約2,000万近い、あんた。毎年、海南市が損するとは言いませんよ。海南市の財政だけで損するとは言いませんけれど、特例債として損せんなんわけでしょ。これに地域の連帯や強化やソフト事業に充てると言うならば、私は特例債も、合併して既に新しく海南市が発足してますからね、これはやっぱり一体感もせないかん、ソフト事業も活発にやらないかん。あるいはまた、きのうからこの本会議でも言われてるように、海南市と旧下津町のいろんな矛盾も噴き出してる。こういうことを解消せないかんと思うんです。解消ちゅうことは、住民の立場に立ってね、せないかん。やってもらわないかんのです。それについてやってくれるなら賛成です。 けれど、基金は起こすわ、基金の利息と運用益でいうたら、もう損するのわかってるわ、その損するのわかってる利益しか活用できないわね、こういうことはなぜやるんですか。 これ森部長さん、そこらなぜこんなことやるんですか。県に、先ほども事前の話でしたけど、県に聞いてもらったら、こんなこと言うてくる自治体は海南市しかないでという話らしいけども。という話はこれは控室での話ですから、その後変わってるんか知りませんけれども。 でも、これ幾ら何でもひどいじゃないですか、これは。基金を起こす必要があるというならば、基金を必要に応じて取り崩すと。基金ちゅうのはそんなもんよ。必要に応じて備えるんが基金。10年間いっこもさわったらいかん、元金さわったらいかんちゅうような基金は余り聞いたことない。なぜ10年間というのつける意味がない。これを元金について10年間びた一文さわれないというような基金なのかどうかね、もうちょっと責任あるところで答弁してください。 それから、例えば基金の返済については一括返済も含めて繰り上げ償還もできる、これはね。縁故債やさかいできますよね、銀行との関係やから。そうするとこんな損するような……。今のちょっと質問取りやめ。わしちょっと自分で矛盾してるさかいに、やめます。 後については、また予算のときやります。それだけ答弁してください。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 森政策調整部長   〔政策調整部長 森 孝博君登壇〕 ◎政策調整部長(森孝博君) 8番 幡川議員の再々質問にお答えいたします。 まず、この地域振興基金の関係で、11年目からの地方交付税の減額に備えるということで、それであれば合併後9年目に起こしてはどうかという御質問をいただきました。 これにつきましては、この特例債の基金積み立ての大きな目的は市民の連帯の強化ということにございまして、やはり合併後からそういう連帯の強化に係るソフト事業に取り組む必要がございますので、合併後に基金を積み立てていくと、そういうことでございます。 また、9年目に起こしてはどうかということでございますけども、一応、国の指導では10年間は、利益、果実を運用してソフト事業を実施していくという指導でございますので、9年目に起こしても10年間は返済をしていかなければならないということがございます。 それから、借りるときの利息の1.5%と、実際預けた場合の利息約0.2%の差、1.3%はあるわけでございます。こういう利息の差はあるわけでございますけども、この特例債につきましては、95%を借りることができまして、その70%が交付税として返ってくるという有利な面もございますので、実質3分の1の負担で済むということでございますので、その利息の差も考え合わせてもまだ有利なもんであると考えてございます。 また、この特例債につきましては、繰り替え運用も可能ということでございますので、そういう面でもある程度有利な使い方も可能となってございます。   (発言する者あり) それはもう10年間ということでございますので、県の方に伺ったところ、10年間は現在のとこそのままということでございますので、よろしく御理解をお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について、他に御質疑のある方はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって本案に対する質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。           午前11時22分休憩  -------------------           午前11時36分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------- △日程第7 議案第52号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第7 議案第52号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 森澤消防長   〔消防長 森澤義嗣君登壇〕 ◎消防長(森澤義嗣君) 議案第52号 海南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを御説明申し上げます。 今般、水防法の一部を改正する法律が平成17年5月2日に公布、施行されたことに伴い、本条例の改正をお願いするものでございます。 今回の改正は、水防法の大幅な改正によります条文の追加によるそのずれを整備するものでございまして、第1条中、第34条を第45条に、第2条中、第17条を第24条にそれぞれ改めるものでございます。 なお、附則についてでございますが、施行期日は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第8 議案第53号 海南市火災予防条例の一部を改正する条例について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第8 議案第53号 海南市火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 森澤消防長   〔消防長 森澤義嗣君登壇〕 ◎消防長(森澤義嗣君) 議案第53号 海南市火災予防条例の一部を改正する条例についてを御説明申し上げます。 このたびの改正につきましては、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律の施行及び危険物の規制に関する政令及び消防法施行令の一部を改正する政令の施行により、指定数量未満の危険物及び指定可燃物等の技術上の基準が改正されたこと、また、最近における住宅火災による死者数の増加にかんがみ、住宅に住宅用防災警報器等の設置が義務づけられたこと、燃料電池発電設備が新たに対象火気設備等に位置づけられたこと、火災警報発令中に市長の指定する区域での喫煙の制限が追加されたこと等に対応するため、国の示す火災予防条例の例が改正されたことにより、本条例の関係条項の改正をしようとするものでございます。 改正の主な内容についてのみ御説明申し上げます。 第4条の改正規定は、ボイラー設備の遮熱材料の「石綿」を削除するものでございます。少し条例が長いのでページを打たしていただいておりますので、それに基づいて説明をさしていただきます。 3ページの第29条第4号の次に1号を加える改正規定は、火災警報発令中に市長が指定した区域での喫煙を制限するものでございます。 同じく3ページの第3章に次の1章を加える改正規定及び9ページの第30条の改正規定は、本来、住宅の火災対策につきましては個人レベルとされていましたが、近年の住宅火災による死者の発生原因で、睡眠時間帯の逃げおくれが最も多いことが報告されている現状を踏まえ、消防法において住宅の用途に供される防火対象物に住宅用防災警報器及び住宅用防災報知設備の設置を義務づけ、居住者がいち早く火災を発見し避難することにより、住宅火災での死者の低減を目的としたもので、当該設備の設置及び維持に関する基準等を定めるものでございます。 次に、19ページをお願いしたいと思います。 19ページの第2条の改正につきましては、第1条の改正後、新たに住宅用防災警報器等の設置の免除に関する規定の追加及び指定数量5分の1以上、指定数量未満の危険物を地下タンクにおいて貯蔵し取り扱う場合の基準を整備するものでございます。 なお、附則のページ21、22、23の施行期日につきましては、改正条例第1条中、第4条、第8条の2、第12条、第17条の2、第29条、第31条の5、第44条、第49条及び別表第8の改正規定につきましては、公布の日から、また、改正条例第1条中、目次の住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等を加える部分、第1条の改正規定で貯蔵及び取り扱いの基準等に関する部分を除く部分、第3章の次に1章を加える第29条の2から第29条の7の改正規定、及び第30条の改正規定につきましては平成18年6月1日から、また、改正条例第2条で第31条の5を除く部分の改正規定につきましては平成19年4月1日から施行し、その他の部分につきましては、平成17年12月1日より施行しようとするものでございます。 最後に、経過措置でございますが、改正条例附則第5条につきましては、新築の住宅は附則第1条第2号のとおり、平成18年6月1日の施行日より住宅用防災警報機器の設置及び維持に関する基準が適用されますが、当該施行日の際に、現に設置し、または設置の工事がされている住宅で住宅用防災警報器等の設置及び維持に関する基準に適合しない住宅についての適用時期につきましては、和歌山県内の統一を図るため、和歌山県消防協会予防部会において、施行日より5年間の猶予期間を設け、平成23年5月31日までの間は当該規定の適用を行わないこととした経過措置でございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第9 議案第54号 和解について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第9 議案第54号 和解についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 伊藤市民病院事務長   〔市民病院事務長 伊藤明雄君登壇〕 ◎市民病院事務長(伊藤明雄君) 議案第54号 和解について御説明申し上げます。 本案につきましては、当院が平成16年9月13日に申立人に対し行った医療行為に対しまして、当該申立人より請求を受けた損害賠償請求事案につきまして和解をいたすため、議会の議決をお願いするものであります。 この患者さんは、当院手術室におきまして、胆のう総胆管結石症のため腹腔鏡下胆摘手術を行うに当たり点滴500ミリリットルを右前腕橈骨側、甲の部分でありますけれども、橈骨側の静脈に挿入する際、最初に看護師が行ったがうまく入らなかったため、かわって麻酔科医師が挿入を行い、その後、当該手術自体は順調にとり行われました。その後、10月2日、外科の外来診察で、だんだんよくはなってきているが、手術後現在に至るまで右手背部、甲の部分でございます、がピリピリとしびれるような状態であることを主治医に訴え、その際、主治医としましては、当院の整形外科を紹介する旨を申立人に伝えるも、結構ですとの返答でありました。 しかしながら、12月1日における外来診察におきまして、再度、主治医に対しまして、症状が一時おさまっていましたが、最近またピリピリ感が増してきたと訴えたことから、主治医としましては同日に当院の整形外科を紹介、整形外科医師が診断した結果、右手関節部における橈骨神経知覚枝の損傷によるティネル兆候が認められ、その原因としては注射針によるものと思われるとの所見が出されたところです。そして、橈骨神経知覚枝のような抹消神経の損傷につきましては、通常の場合数週間、遅くとも6カ月程度で、あるいはまた、季節が暖かくなることにより回復するところから、患者さんにはその旨を説明し、その後、当院整形外科におきましてビタミン剤の服用及びリハビリテーション治療として渦流浴を続けていただいておりましたが、本年4月の段階に至っても症状が改善されないところより、以後、和解に向けての話し合いへと移ったものです。 当院といたしましては、本市顧問弁護士、また、保険代理店の見解などをあわせ見て、点滴注射時に注射針を刺したことと橈骨神経知覚枝の損傷の間の因果関係は否定できないものと考え、その結果として一定の症状が発生して本院に通院し、また、その症状が残存していることを金額に評価すれば76万円が相当であると考え、賠償を行い円満解決を図ろうとするもので、地方自治法第96条第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 和解条項の内容でございますが、和解する相手方の住所、氏名につきましては、議案に記載させていただいてるとおりでございますので省略さしていただきます。 和解条項は3項目ございまして、1、海南市民病院は申立人に対し、本事案の解決金として76万円を平成17年10月末日限り持参または送金して支払う。 2、申立人及び海南市民病院は、76万円の支払いにより当該の医療紛争が一切解決したものとし、申立人は、名目のいかんを問わず、海南市民病院及び海南市民病院の医療従事者に対し、他に何らの請求、異議、苦情の申し立てをしない。 3、申立人及び海南市民病院は、前各項に定めるほか、互いに何らの債権債務の存在しないことを確認するというものでございます。 今回、御可決賜りましたら、和解書を作成する運びとなってございます。 なお、和解に係る解決金につきましては、自治体病院共済会代理店より補てんされます。 今後はかかることのないよう、さらなる安全対策の徹底に努めてまいる所存でございます。 以上が概要説明であります。何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 質問をいたします。 議案を見れば女の方ちゅうのはわかるんですがね、年齢ぐらいは説明してください。それが1つ目ですわ。 それから、ようわからんのは治らんのか。症状が固定してしまったんですか。ということで慰謝料を請求されたんですか。そこらをもうちょっと詳しく説明してほしいんですわ。何に対して市民病院が損害賠償を負うのかね。 そのある程度の経過はわかりましたよ。ある程度の経過は、あなたの説明で。そやから、何に対して損害賠償を負うのか、もうちょっとその説明してください。 それから、76万というのは、これらはなかなか言いにくいと思うんやけどもよ、その数字の算定基礎ですね、これもお教え願えますか。 それからもう一つ、結局は、そのピリピリ感というお話ありましたけどね、この方はよその病院や医院でもそういう診察を受けられておるのですか。 その3点をちょっと。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 伊藤市民病院事務長   〔市民病院事務長 伊藤明雄君登壇〕 ◎市民病院事務長(伊藤明雄君) 7番 河野議員の御質疑に御答弁さしていただきます。 御質問中、まず1点目、年齢は何歳であるのかという御質問であります。年齢は57歳であります。現在、57歳であります。 次に、治らないのか、何に対して損害賠償をするのか、76万円の基準はどうであるのか、これちょっとまとめて答弁さしていただきます。 この症状につきましては、ピリピリ感、要は知覚神経、末梢神経の損傷とされております。運動神経ではございません。したがいまして、そのピリピリ感が一般的な通常の場合は、先ほども御説明さしていただきましたように数週間、何日間かのこともございますけども、数週間あるいは6カ月程度でおおむね回復するというふうにされてございます。ただ、6カ月間を過ぎたら絶対に治らないのかというものではございません。6カ月間までが治る確率が非常に高い、6カ月間を過ぎると、この症状が治る確率がゼロではないけれどもかなり低くなるというふうに伺っております。 したがいまして、後遺障害であるのかどうかなんですけども、算定とも関連しますわけですが、認定上の後遺障害というふうにはなっておりません。後遺障害は、御承知のとおり1級から14級までございますが、14級の後遺障害認定とはなってございません。と申しますのは、今後もまだ治る可能性があるという認識でございます。しかしながら、半年を経過した後にまだピリピリ感が残存しておるということでございます。 あわせまして、その基礎でございますが、76万の基礎でございますが、算定、この患者さんにおきましては、12月1日に整形外科の外来初診より病状がいまだ改善していないとの診断を受けました平成17年5月11日までの間におきまして、治療のために延べ33日間通院されたところであり、損害賠償金額といたしましては、その33日を基準に慰謝料、休業補償金等を積算し、算出されたものでございます。 もう一点、他の病院、医院において、今回の症状について診断を受けたのかという御質問でございます。この方は受けてございません。当院の整形外科外来のみでございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) ある程度わかったんですね。 そしたら、よその病院で診療を受けてない。そしたら、こちら側のミスやということは、病院側のミスやというのはようわかるんですがね。そしたら、そのための治療費、治療をしたときの治療費ありますね、その部分のね。胆のうは別ですよ。胆のう手術は別ですよ。それなどはどうなってるんですか。治療費はいただいてないんですね、多分。 もう一度、その76万円の算定根拠を説明してほしいんや。休業補償は一つ言うてましたけどね。その一定の損失をかけた場合、ある程度それはわかるんですよ。払うなと言ってんと違いますよ。それは、こちら側のミスやということはあなたも認めてますからね。そやから、それはようわかるんですがね。 ま一回整理してみます。76万円の休業補償分とあなたは言いましたけども、その部分も含めて76万円の算定根拠、それから、33日間通院されたと、そのことによって、精神的なショックもありますからね、その医療費ですよ。医療費は幾らで、どこが持ったのか。その2点です。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 伊藤市民病院事務長   〔市民病院事務長 伊藤明雄君登壇〕 ◎市民病院事務長(伊藤明雄君) 7番 河野議員の御質疑に御答弁さしていただきます。 1点目、治療費の部分であります。この方の治療費につきましては、整形外科における外来診療、ビタミン剤の投与及び一定のリハビリテーションにつきましては、治療費はちょうだいしてございません。その額につきましては、33日間で幾らになるのかという御質問でございます。申しわけございません、ただいま手元に正確な額がございませんので、後ほど御答弁さしていただきたく存じます。 さらに、先ほどの算定根拠をもう少し詳しくという御趣旨の御質疑かと存じます。先ほど、私答弁さしていただきましたのは、33日間における休業損害、例えば交通事故における損害補償と同様のものとお考えいただけたら結構かと思うんですけども、主婦の休業損害、この方主婦でございますんで、主婦の休業損害が1日幾らであるか、それ掛ける33回、あるいは慰謝料につきましても、33日に一定慰謝料の額を掛け合わしまして算定しております。あと詳しく申しますと、このケースの場合は、失われた利益、遺失利益というものは算定させていただいておりません。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) この際、昼食のため午後1時まで休憩いたします。           午後0時休憩  -------------------           午後1時開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第54号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 伊藤市民病院事務長   〔市民病院事務長 伊藤明雄君登壇〕 ◎市民病院事務長(伊藤明雄君) 7番 河野議員の御質問中、先ほど御答弁さしていただけなかった部分について、まずおわび申し上げまして、再度御答弁さしていただきます。 当該の患者さんの整形外科における治療費33回分、当該患者さんの負担分として1万7,770円でございます。これについてはいただいておりません。 以上であります。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) もう質疑しませんけどね、全体として何カ月前かの議会もありましたね。ちょっとそれは治療をする際は100%すべて完全にいくというふうには限らないと思いますよ。どうもね、医療ミスが多過ぎる。この点はもう指摘だけしときますわ。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。           午後1時5分休憩  -------------------           午後1時8分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------- △日程第10 議案第55号 平成17年度海南市一般会計補正予算(第2号) ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第10 議案第55号 平成17年度海南市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 本案については、質疑の通告がありますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 先ほどの議案第51号に関連しておる通告です。 この55号の議案については19ページ、総務費の中の企画費にかかわる部分であります。 先ほどの基金条例のところでも一定の質疑をさしていただきましたが、より詳しく、特に予算ですので数字が出ておりますので、予算計上に関係する質問をさしていただきます。 これを見さしていただいても、特例債を14億9,690万円これを起こすということであります。それを地域振興基金に15億7,578万7,000円を積み立てると、こういう内容についての質問ですが、まず、先ほどの質問でも答弁いただいたのである程度わかっておるところもありますが、再度、この14億9,690万円の地方債、これの借り入れレートですね。もちろん、これは議会の議決があった上で、縁故債ですから、該当する金融機関と交渉するということになるんでしょうが、金利ですね。借り入れしているレート等で考えると類推のできるところでありますので、借り入れレートはどれぐらいかということを御答弁いただきたいと思います。 2つ目は、償還期限ですね。先ほども言ったように、この基金をつくって元金は10年間、10年程度経た上で取り崩しを認めると。これが総務省の課長補佐の、まあ言うたら講演か何か知りませんが、方針を示したということの内容であります。 基金は10年ぐらい取り崩しを認めないと。認めないというのもね、これほんまに総務省のお役人ちゅうのは地方自治の地方分権やとか、地方分権一括法やちゅうことを言うときながらね、何かほんまにとんでもないような、これ主人公はどっちだと言わないかんかと思うんですが、それはぼやきになりますので。これ間違うとると思うんですね、こういうことは。ということを表明しながらですね、償還期限は、これは10年か5年かとか7年かとかいろいろあると思いますが、どれぐらいの償還期限を考えておられるんでしょうか。 というのはですね、例えばこれは特例債ですから、償還期限を仮に5年、比較的短期の期間でやるということになりますと、地方交付税に算定されるのが、いろいろ説明があったように95%の起債を起こして、それの70%が元金、利息、地方交付税で算定されるということですから、5年間でずうっと割るとその間、元金部分も利息部分もそれに応じた交付税が来るということになるわけですよ。 もう今さら言うまでもなく、今の地方交付税の現況というのは、どないなるかわからん。小泉さんは、あれ格好ええけれど気分屋ですからね。それで、1年しか自分が担当しないと言うてんですからね。内閣がかわると地方交付税の方針ちゅうのも変わるかもわからん。そんなことにあれやこれでもあって、私は短期の起債の方が、これは海南市の今後の運営について有利やないかと思うんですね。ですから、償還には海南市の場合は、毎年のこの負担に応じるということを勘案して、こういう起債ちゅうのは長いのが多いんですけれど、この場合は短期が有利やないかということを思いますので、償還期限はそういう見解も私は表明しながら、何年ぐらいということに考えておられるんですかと、これが2点目の質問であります。 それから、先ほどの野崎課長も運用益についてちょっと言及もされておりましたけれども、今これ基金を15億7,578万7,000円、基金を起こすわけですが、基金の運用益ちゅうのは、これ確実な方法でせなあかんということになってますから、銀行預金になるんだろうと思うんですよ。そうすると0.2%、現在のこの運用益で言うとね。そういうことでよろしいでしょうかと。そういうふうに考えてよろしいでしょうかと、これが3点目です。 というのは、この9月議会の冒頭で監査委員さんからの監査報告ちゅうのをいただきました。それを見やしていただくというと、いろんな運用について外貨預金というのも海南市はやっておりますね。外貨預金ちゅうのはレートがええということに僕は聞いとるんですよ。そういうふうな運用益も考えておるんかなということもありますので聞いとるんです。これの運用というのはどのようにされてるでしょうか。 念のために言うとくと、外貨預金ちゅうのは危険性があるわけですわな。あれドルと円との交換比率が日々変わってますからね。その外貨預金の円高、円安によって元金そのものに食い込むということも考えられますんでね。これはあんまり推薦、私はできないと思うんです。これは、そのこと自体はここで触れませんけれど、そういう点もありますので聞いときたいんです。 4点目は、たびたび例に引かしていただきますが、平成16年3月12日の総務省合併推進課の藤井課長補佐の口頭説明です。口頭説明と言いながら文書にしてるわけですが、それを見さしていただくというとですな、この基金をつくって10年間を取り崩しを認めない、こういう総務省の方針はなぜしたかというと、理由は、基金積み立て後、すぐに取り崩すと実質的に赤字地方債になるので認めない、こう言うとるわけですね。これもまあ、ほんまに地方の政治に対する、地方の行政に対する中央政府のこの官僚が介入するけしからんことだと私は思うんですが、それは一応置いとくとしてですよ。この積み立て後、すぐに取り崩すと実質的に赤字地方債になるというんですからね。普通、この表現を素直に解釈するというと、ことし積み立ててことし取り崩すとかね。せいぜい来年取り崩すと。これは、そういうことは赤字地方債になるということに該当するでしょう。しかし、2年も3年もして取り崩したって何にもこれ、この方針に反しないということになるんではありませんか。 ということも含めて、この積立金の地域振興基金積立金のそれこそここ2年、3年に連帯を深めるやったかな、ありますね、基金条例のこの目的に。それに合うように2年後、3年後、必要な金額を海南市独自に考えてやったらええんではないですか。それについては、この基金をつくった上で基金の運用、運用というよりも基金そのものの活用を当局はどのように考えておられるのか、見解を聞きたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 森政策調整部長   〔政策調整部長 森 孝博君登壇〕 ◎政策調整部長(森孝博君) 8番 幡川議員の御質問にお答えいたします。 まず、14億9,690万円の起債レートは幾らかという、どれぐらいかという御質問でございますが、これにつきましては縁故債として金融機関の入札により借り入れる予定でございますので、利率については現在のところわかりませんが、1.5%程度になるのではないかと考えてございます。 それから、次に2点目の、どれぐらいの償還期限を考えているかということでございます。国の指導等におきましては、一定の期間ということでございますが、償還の期限につきましては、国のこの一定の期間ということも踏まえまして、財政当局とも相談して決めてまいりたいと考えてございます。 それから、運用益の0.2%と考えてよいかということでございますが、これにつきましては、年0.2%程度と考えてございます。 それから、積立金につきまして、二、三年後必要な金額を取り崩してやっていってはどうか、基金そのものの活用ということでございますが、これにつきましては、この合併特例債につきましては、ハードに適用する特例債と、それから今回上げてございますソフト分の特例債がございまして、もちろん二、三年後に必要な事業については、そのハード分の特例債も活用できますが、ソフト分につきましては、一応国の指導等に従いまして、一定の期間過ぎた後、取り崩して市の必要な事業に充てていくと、そういう方向で考えてございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) もうあんた、議案も出してきてですよ、償還期限を財政当局と相談して決めると言われますけどね、事前にもう打ち合わせしてるんと違うんですか、償還金いうのは。一般質問で考え方を聞いてるんじゃなしに、あんた、当局が議会へ出してきたやつを聞いてるんやさけね。 それはまあ、それぐらいのことに考えてますっていうてきちっとせなんだらよ、議案にならんのじゃないですか。そんな議会やったら困りますよ。 財政当局と相談するんはええけれどよ、議案出してくるまでに相談しとかないかんのと違いますか。それはね、縁故債で相手のあることやさかいに、5年物のちょっと交渉して7年にしてくれとか何とかっていう、それは相手のあることとの関係で、相手ということは銀行やで、銀行との関係でどうなるかちゅうことは、それは議会の議決後、あんたところやるんやさかいね、そらよろしわ。部内で、なぜあんたそんなことやっておかないんですか。困る。そんな議案では困る。こんなもん議長から注意もんじゃ、こんなもん。議会を何と思ってるの。きちっと一遍答弁してください。 それと、森部長さんが言われるように、ハード部分についてはいいんですよ。これは事業の特例債というのは必要に応じて、これは無制限ということではないですよ。事業にもその目的に合うような、合併の目的に合うような事業ということで、これはその必要に応じて起債をしていく。それは、そういうことになってるんですからね。 そやけど私が聞いてるのは、ソフト部分でその基金をつくって、そして、その基金が合併の目的に沿うように、合併をされた住民が連帯をして一体感を考えられるようなそういう面に活用しなさいちゅうことで基金をつくるわけでしょ。そこのところを聞いてるわけでしょ。ハード部分についてどうやらこうやらっていうようなことはいっこも関係ないでしょ、この際。ソフト部分に限ることですが、連帯や一体感を促すための事業があればね、それは2年後だって3年後だってやったらどうですか。 総務省のこの方針に反する、指導に従うと言うけどね、こんなのこれ何ですか。一担当課長補佐さんが口頭で言うたことを、地方分権の精神にも反するようなそういう介入をしてるようなことを言うて、それを後生大事に守らないかんちゅうことは、ほんまにあなたも地方行政を担う一担当者としてどない思うんですか、これは。もともとあんた、この合併を推進をして、そして、その合併の違和感をなくすために、ハード部分もあるしソフト部分もあると。そのソフト部分の一定の時期が来れば基金をつくって、基金は認めるとしましょう。基金をつくって一定の時期が来れば、これはそれに沿って使うというのが当たり前と違うんですか。 もし、10年間、ぴりぴり動きもできやんと、例えば3年後に必要なことがあって1億とか1億5,000万これに使うちゅうようなことあったらよ、総務省は何とかペナルティを課すとか、わしとこの方針に反したと言うて介入してくるんですか。そこまでやっぱり詰めなさいよ、ここで。そんなことは考えられやんと私は思うんです。どうなんでしょうか。そこらをいっぺ、自分の頭でも考えてくださいよ。地方自治のあり方はどうやっていうことを考えてね。やっぱりおかしいことはおかしいと言わないかんの違いますか。政府へよ。と思うんですが、あなたの見解はいかがですか。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。           午後1時30分休憩  -------------------           午後1時57分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第10 議案第55号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 森政策調整部長   〔政策調整部長 森 孝博君登壇〕 ◎政策調整部長(森孝博君) 貴重な時間をとらせていただきましてありがとうございます。8番 幡川議員の地域振興基金積立金に関する御質問にお答えいたします。 まず最初に、償還期間についてでございますが、この特例債の元利償還金の交付税の算入期間が10年でありますので、それに合わした借り入れを考えてございます。 それから次に、二、三年後取り崩してもよいのではという議員の御質問でございますが、この地域振興基金の設置目的は、運用益をもって地域住民の一体性、また、連帯感をもたらすためにソフト事業に充てるものでありまして、また一方では、この15億円の基金は、財政支援が薄れる後年度の財政基盤の強化に充てることも考えてつくったものでございます。二、三年後に取り崩してもよいのではという議員の御意見でございますが、地域振興基金につきましては、早い時期に絶対に崩せないということはないと思いますが、将来の財政状況を考えた場合、基金の運用につきましては、大事にすべきであると考えてございますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 償還期限は10年の地方債を起こすと。そして、基金を起こして二、三年後の活用も、元金の活用ですね、これは不可能ではないということですが。 最初から、このやっぱり当局から出てる条例案のこの趣旨に沿って市民の連帯の強化、これを図るというのがこの基金条例と、それからこの予算に出てる基金の一番大事なところですわな。市町村が合併をして一つの自治体をつくると。大体、初年度、2年度、3年度、そこらあたりにやっぱりこの一体感を醸成できるようなこういう施策が求められるわけですからね。これはハード面といえども、ソフト面といえども同じことだと思うんですよ。そのための基金ですから、私は必要に応じて使うということが妥当だと思うんですね。これは目的に沿った使い方ですよ。むやみにつくれとか、課長補佐さんの口頭説明であっても、総務省に抵抗するために使えちゅなことはいっこもこれは妥当ではないんでね。やっぱりしかし、その条例案になるような目的に沿うような使い方も考えていくべきではないかということを言うてるので、その点は重々理解の上で執行に当たってもらいたいと思います。 もう一点はね、これは特例債のこの法に定められた特例債を素直に読んだら、基金の場合も特例債を充てると、こういうふうになってるのでね、その10年間をどうせいとかそんなことはいっこもないわけですからね。その法律の精神に沿った、やっぱりね。10年の期間はいいんですよ。今説明いただいたような10年の期間というのは、そりゃまあ妥当かなと思うんですけどね。特例債の法に沿ったようなことでよ、解釈をすべきやないかということをつけ加えて、今後の基金の活用についてはそういう立場で考えてもらいたい。 私のこれは質問ではありません。意見だけちょっとつけ加えておきます。 ○議長(宮本勝利君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について、他に御質疑のある方ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 23ページ、総務はやりませんよ。農林水産費、この500万の測量調査設計委託料、これの内容をお教え願えますか。 続いて24、25、教育費ですわ。市立高校将来云々てあらな。15人で7回予定だそうですね。そうですね。これから19年に下津へ合併するわけやろ。平成19年か。これはどないなっていくのよ。 僕も下津女子、旧下津の人は初めてだと思うんですがね、市高の将来構想検討委員会、何回やってきたかわからへんで。僕も入ったし、幡川さんも入ったし、やめられた小橋さんも入ったし、この間、岡さん入っちゃったな。将来いっこもないやん、これ。あんだけ検討ばかりしといて。むだ金つこて。もうこれで最後やと思うけどもよ。また、ほんまに将来ある検討になるんか。これ冗談ちゃうで、まじめな話やで。将来いっこもないのに検討ばかりしててね、そしてむだな金つこてんで。 前回は、岡さんに聞きますとまとめたわけやろ。まとめどうなった、まとめ。合併との関係でどうなったんか。前回の将来構想検討委員会の最終がどうなって、どう引き継がれてるんですか。 整理します。前回の将来構想検討委員会はどうなって、どう今度に引き継がれてるんですか。これが1点目ですわ。 それから、今度の将来構想検討委員会ね、これ7回予定してるんですがね。どういう方向に19年に合併してから何を主に検討されんですか。それで15人ですね、予定メンバー。 次いきます。その下の25ページですわ。学校管理費、これ私も総務ですからね、財源のとこは言えませんがね、一般財源ばっかりやな、これな。それで工事請負費1,300万円、小学校、これええことやで。何でこれ、ええことやけど、まだまだ1,300万で私足らんと思いますよ。どんどんやればええわけですがね。補助の裏づけ、国や県の補助の裏づけやいろいろなかったわけですから、そして、その内容。 それから、委託料、設計等委託料。これ下津小学校の設計等委託料というふうに聞いてます。そうですね。それで、私、旧下津の議員でないので詳しくわからないんですが、一応、下津でマスタープランをつくったそうですね。小学校を今後していく上での。それとの関係で、そのマスタープランを尊重した計画になっておるのかどうか。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 砂山下津行政局次長   〔下津行政局次長           砂山義晴君登壇〕 ◎下津行政局次長(砂山義晴君) 7番 河野議員の23ページの測量調査設計委託料につきましての内容について御答弁申し上げます。 この委託料につきましては、下津町中地区にある中保全農道、全長1,203メーターございますが、県営事業で昭和45年から昭和53年にかけて水路と道路が兼有となった構造で整備され、完成後に旧下津町に移管され、現在に至っているものでございます。この農道の一部約40メーターの間で舗装面の陥落と路側ブロック積みにひび割れが発生し、車両の通行に支障を来しております。また、降雨時には多量の雨水が路面を流れ、ひび割れへ流入すると構造物の安定が保てなくなり、ブロック積みが倒壊し、農地等への被害が予想されるため、早急な対応を図る必要がありますが、当箇所は小さな地滑りが発生している可能性もありますことから、原因の究明及び対策工法の検討を行うための調査ボーリング等を実施するため、補正予算の計上をお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) 7番 河野議員の御質問にお答え申し上げます。 まず最初に、前回の市立高校検討委員会の一定のまとめが出てるのではないか、それをどう引き継いでるかということについて御答弁申し上げます。 議員御発言のとおり、検討委員会では一定のまとめをいただいたわけですけれども、その後、少子化が進むとか、あるいはまた生徒の進路の多様化等で生徒が激減したわけでございます。そうしている中で合併問題が起こってまいりましたので、そのまとめをそのままに、もちろん、まとめをいただいて教育委員会で検討したわけですけれども、そのままになっておったわけでございます。 そして、今回立ち上げます海南市立高等学校将来構想懇話会の設置でございますけれども、合併により本市に2つの高校を持ったわけでございますけれども、いずれの学校も生徒が減少してきております。そうした中で、市立高校の質的充実を図る観点から、同市立高校の再編整備を推進するために当懇話会を設置するものでございます。 協議していただく内容でございますけれども、将来の市立高校のあり方について御協議いただき、意見を集約して報告をいただくものでございますが、具体的には統合の時期、統合の基本的な考え方、あるいは適正規模と統合の形態等、実際にはどのような統合をするか、校舎をどこにするか、設置学科をどうするか、定員をどうするか、男女共学にするか等々、また、将来的にどういう方向の高校を目指すか等々の御協議を願うことになってございます。 懇話会の構成メンバーでございますけれども、委員は15名以内ということで組織をお願いしたいと考えてございます。メンバーですけれども、学識経験者、市議会議員の方が2名、自治会連絡協議会代表2名、市のPTA連合会の代表の方2名、商工経済会代表1名、市校長会代表1名、社会教育団体代表1名、教職員組合代表の方1名、公募による一般市民の方3名をお願いする予定になってございます。 次に、下津小学校の校舎建設の見直しについての御質問にお答えいたします。 校舎建設に当たっては、下津小学校だけではございませんけれども、基本的に考えなければならないことが幾つかございます。建設に当たって押さえておかなければならない幾つかの基本的なことがあるわけですけども、学校というのは、言うまでもないことでありますけれども、3つの面を持ってございます。 まず1番に、学校は学びの場であるということ。それから、また2番目に、生活の場であるということ。3番目に、公共施設としての学校であるということ。 例えば、学びの場としては、学びやすい教室空間をどうするか、あるいは機能的に構成された教室空間をどうするかとか、あるいはまた、健康・安全、あるいはバリアフリー等々のことも考えなければなりません。あるいは防災拠点、環境問題、経済性等を配慮して学校を建設していかなきゃならないわけですけれども、これらのことを押さえて見直すわけでございますけども、基本的には現設計を尊重していきたいと考えてございますが、当初予想より児童数の減少が見られますので、特に数的、量的に見直すものでございます。 御質問については、総務課長に後ほど答えていただきます。 ○議長(宮本勝利君) 抜井教育委員会総務課長   〔教育委員会総務課長          抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(抜井ひでよ君) 7番 河野議員の、25ページ、工事請負費、各小学校校舎等補修工事費1,300万円についての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、この内容でございますけれども、亀川小学校におきまして、平成18年度に教室数が不足する見込みでございます。それに伴いまして、仮設校舎の借り上げを行うということで、その上の14節のところに仮設校舎借上料と土地の賃借料を計上してございます。まず、仮設校舎を3教室借り上げて、グラウンドの東側に建設を行います。 小学校の体育館の裏になりますけれども、そこに建設を行います。そうしますと、グラウンドが大変狭くなりますので、西側の田を借用いたします。その借用した田をグラウンドに整地する費用と、現在ございますフェンスとか遊具を移設する費用、それが1,300万円でございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 農地関係ですね。測量調査設計委託で500万ということは、全体の工事ちゅうのはまだ出てないと、これは大変な工事額になるようですし、全体の工事をもうちょっと教えてほしい。概算でいいですから、全体の工事額等々、それから工事内容、今わかってる範囲で。余り詳しくなくてもいいです。 それから、教育委員会、亀川小学校の部分ですね。それはもうわかりました。これ、そやけど、何で当初でできやんの。予算組み。それだけちょっと疑問に思うんですわ。補助金とかそういうのないのはようわかりました。それはある程度わかっとったんちゃう。これいつから工事するの。ある程度わかってる、そんなもん1カ月や2カ月で急に人がふえるわけないやろ。そやから、むだやとか聞いてるわけじゃないよ。いつから工事して、できるだけやっぱり子供の勉強に、学びの場と教育長言われましたけども、差し支えのないようなことをせなんだら。 それは夏休みにしてもろたら一番ええのになという気があるわけ。そやろ。一番夏休みに時間が長いものね。それはクラブとかそんなん大変やけども、そんなん学校は学ぶとこやからね。そんなもの、クラブは後のことですからね。そやから、何で当初に組んで夏休みにできやらんのかなというのが、それが不思議と思いますので、その点の答弁をください。 それから、市立高校の将来構想懇話会ですね。これ教育長、今までとほぼ変わらへんな、やり方は。中身。大変なことをされようとしてるんやで。このメンバーあかんとか、ええとかいうふうには一言も言いません。 例えば下津と海南が合併して、もちろん2つ高校があるわけですから2つの高校を一つにせな、これはようわかります。そして、少子化で大変やというのはわかります。それと全県1区になりましたね。これは県の方針ですから、ええ悪いは別にして、私らこれおかしいと思ったんですけど。高校のあり方、高校の存亡もかかわる時期ですわ。今までと同じような形で同じようなメンバーでやってというそれではね、まさしくよ。僕はもっといろんな方々を入れて、これ7回しかせえへんのかな。時間もかけて、19年やろ、また時間あらして、19年やったら。今平成17年ですか。それなりに時間あると思います。校舎はどちらにするかということを別にしてですよ。いわゆるハード部門を別にしてですよ。いろんなソフトの部門で私はやらなあかんこといっぱいあると思うんよ。そやから、2つを一つにせなあかんというのはわかんねんで。ほんまに海南市における市立高校で特色ある市立高校を、今度はそれこそ本腰入れてやってほしいんよ。今まで何回もはっきり言ってだまされてる私ら。何回も、オオカミが来るぞ、オオカミが来るぞといっこもオオカミが来えへんのでね。それは今までみたいなやり方踏襲して要らん。 そやから、もうほんまに真剣に海南市の市立高校の存亡がかかってはる。そやからほんまに魅力ある、特色ある学校をつくってほしい。全国から海南市立高校へ行こうやないかと。男女共学にそれはなっていただいて結構です。全国から来るような特色ある学校によ、してほしい。そういうことを考えたらこのメンバーではぐあい悪い。この人はあかんとか、この人はええとかいうことじゃない。私も市会議員の一人やけど、そんな大きなことはよう考えやん。もっともっといろいろな経験のある方を集めて、ほんまにやるような方向でなかったら、今までと同じようなやり方、これ踏襲してるだけですわ。 そういう教育長、立ってる立場でまだそこまで本腰入れてやりたいというのが伝わって来えへんねん。言ってる意味わかりますやろ。この将来構想検討委員会やったら。どっちか寄って、1校つぶして終わりですってのやったら、もうこれでええかもわからん。だから、ほんまにこの市立高校ですね、旧町立と海南市立と寄って一つになって、新たな高校をつくっていくんやと、市長さんね。そのために県内外、ほんまに国じゅうからのやな、それなりにお金要るならお金も出して検討委員さんのメンバー。ほんまにこの来世紀、私ら死んでおらんけどよ、来世紀、再来世紀にかけての高校をつくるぐらいの構想を持ってやってもらわんとあかん。ああで終わってまう。あそこに用地残っちゃるし市高用地、鰹田池に。あれ何年前の話よ。 私は現実に高校を置いてほしいんですよ。つぶしていらんですよ。そやから、ほんまに魅力ある高校をつくっていこうと思ったらやな、それぐらいの構えでやってほしいんですわ。 ちょっと、一般質問的になって悪いんですが、今までの流れが流れですからね。今までと同じようなメンバーで、はいどうですかというのはぐあい悪い。そやから、時間もかけて、もうちょっとそのメンバーもやな、そういうことも考えてもらえる専門家とかね、いろいろな経験者を呼んで。今ほんまに高校を、特色ある高校の取り組みは全国的にやってますよ。一般質問でもいろいろ私やったことあるけどもよ。そやから、そういう構えになってやってくれなんだら、2つを1校へ寄せて、この科を減らす、あの科をなくす、それではいっていうのやったら、それやったらこんな検討委員会要らない。そういう構えの検討委員会にしてほしいんでね、その点のコメントをください。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) 7番 河野議員の海南市立高等学校将来構想懇話会に関する再質問にお答え申し上げます。 懇話会のメンバーでございますが、学識経験者の方も若干お願いしているところで、もちろん大学の先生等をお願いする予定になってございますし、今回はですね、先ほども申し上げましたように、2つの学校が1つの学校に統合するという、そして、一定の期限が限られた中での集中審議をお願いするわけでございます。 実は、私どもとしては平成19年度には新しい形の学校というふうに考えておるわけでございますけれども、それには今年度中に懇話会での一定の方向をお願いしなければ。そのために集中的にですね、私どももできる限りの資料等提出する中で御審議をお願いするつもりにしております。 議員御心配のように、魅力ある特色ある学校をつくるというのは、私のところも考えてるところでございます。その辺を十分御理解いただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 抜井教育委員会総務課長   〔教育委員会総務課長          抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(抜井ひでよ君) 7番 河野議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 亀川小学校関係の予算につきまして、当初で組めなかったかという御質問でございます。18年度に児童数がふえまして教室が不足するということは当初からわかっておりましたんですけれども、何教室を借り上げるかということで学校との協議をしてたこと、それから、お借りする土地について地主さんとの交渉が調わなかったこと等によりまして、補正予算ということになったものでございます。 それから、いつから工事をするかということでございますが、この補正予算をお認めいただきましたら、11月から、田の刈り入れが終わり次第、11月から土地をお借りすることになっておりますので、それから造成工事を始めまして、リースの校舎の建て込み、バックネット等は2月ごろの工事になるかと思います。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 砂山下津行政局次長   〔下津行政局次長           砂山義晴君登壇〕 ◎下津行政局次長(砂山義晴君) 7番 河野議員の再御質疑に御答弁申し上げます。 全体の工事費という御質問でございましたが、先ほど申し上げました内容説明の中で、現在のところ原因の究明及び対策工法の検討を行う段階でございまして、全体の工事費につきましては御答弁いたしかねます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 亀川小学校の部分はわかりました。できるだけ早く、もうこうなったら仕方がないので早くやってください。 教育長ね、この検討委員会を慌てて19年までやらなあかんということないわ。何かやる場合、やっぱりチャンス、機会も僕必要やと思う。市立高校も大変な状況になってきちゃる。旧下津女子高も大変な状況になってきちゃると。合併という一つのきっかけがあったわけです。ですから、時間をかけて、まさしく特色ある学校をつくってほしんですわ。あわてて19年からやる必要ない。そしたらまた、それなりのものしかできやんようになる。 もうそれこそ何かの、高齢介護課長座っちゃるけどよ、介護のあれになってくるわ。尻決まってそれに合わせてやるだけやったら絶対あかん。審議やって人も大変やこれ。ほんまにこの際、特色ある、魅力のある全国からも寄ってくれるすばらしい学校をつくるということを論議してもろたらええのや。それでそのとおりいくかいかんかは別の話やで。それがそれこそこの将来構想にふさわしい僕は内容だと思う。今までと同じやり方で、もう時間ありませんから何とかしてくださいって、前のあれ、岡さんにも聞いたらそればっかりやと。早せえ早せえってせっつかれて、結局何もしてないんや。予算のむだ。 だから、何回も失敗繰り返してあるから、おれ言うたるんやで。土地、鰹田池用地あるわけですよ、あれ。 ほんまにさっきも話ししたけども、来世紀まで残るような学校、再来世紀になるかわからんけどもよ。海南市はあると思うわ。合併しようが何しようがね、人間がおる限りは。そやから、やっぱりすばらしい学校をつくってほしいという一つの僕はチャンスや思うんでね。急いでやる必要がない。だから、ほんまに時間かけてじっくり構想する、それじゃないと余りにも希有壮大過ぎて中身伴わなあかんと思うんでね、やっぱり海南という特色を生かした、例えば海南という風土や産業も生かしたそういう学校をつくってほしんですからね。そういう構えでやってほしいんですわ。その点でのちょっと答弁いただけますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇
    ◎教育長(山本皖司君) 7番 河野議員の市立高校将来構想懇話会についての再質問に御答弁申し上げます。 河野議員言われます魅力ある特色ある学校づくりということは、先ほども申し上げましたように、私どもも考えているところでございまして、今いただいた御提言を肝に銘じて、私どもそれに対処していきたいと考えているところでございます。御理解を賜りたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 4番 丸山長和君 ◆4番(丸山長和君) 亀川小学校プレハブ校舎建設に伴ってグラウンドの拡張ということでございますが、これには以前から申し入れておりますグラウンドの整備ということが入っておりますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 抜井教育委員会総務課長   〔教育委員会総務課長          抜井ひでよ君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(抜井ひでよ君) 4番 丸山議員の亀川小学校の整備工事にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 以前から要求しているグラウンドの整備について対応するかということでございますが、抜本的な整備ということはこの工事費の中には計上してございません。ただ、拡張します土地については、もちろんきちんとした整備ができると思いますし、既存のところにつきましても、ある程度表土を整備するなどこの工事と一緒に行ってまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。   (発言する者あり) 既存のグラウンドにつきましても、表土を整備するなどという形である程度の改修を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 36番 谷上昌賢君 ◆36番(谷上昌賢君) 25ページの設計等委託料、提案要旨説明では、下津小学校の建設に伴う設計委託料ということなんですけれども、先ほど河野議員の質問に対して、生徒数の減少等々も加味して手直しするというようなふうにとれるような答弁だったと思うんですよ。 従来、この下津小学校の校舎建築に関しては、それなりに設計に準備を旧下津町の中で行ってきたと思うんですけれども、それをもとにして新たな設計にするのか、生徒数が減少したので全く新しい校舎の建築という形態でされるのか、その辺きちっと説明していただきたいと思います。 生徒数の減少ということになればですね、午前中お話ありました適正配置検討委員会の中で、旧下津町地区の小学校をどういう形で適正配置するかという議案について今検討中なんですね。それと、この小学校の建設が、従来の方針どおりじゃなくって若干変更された形で進めるということになりますと、その適正配置審議会、今審議中の文言あるいは答申の内容と、ここであなた方が行おうとしている新校舎の設計との間の整合性といいますか、連関性について若干疑念が起こってくると思うんですけども。 とりあえずまずその2点、設計委託ということですけれども、従来の設計に対して今回どういう形で順次されてるのか、そして、下津小学校だけ特殊な形で今回着手ということですけれども、現在進行中の適正配置との審議内容についての整合性について、お聞きしたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) 36番 谷上議員の下津小学校の校舎建設についての御質問に御答弁申し上げます。 先ほど申し上げましたように、基本的には現設計を尊重いたすものでございます。しかし、当初は、各学年2クラスという生徒数の設計を立てておったわけでございますが、現在のところ当初の予想より生徒数が減少するように見込まれますので、数的、量的に見直しを図ったものでございます。 また、適正審議会との整合性でございますが、私どもは、下津小学校の建設については事務引き継ぎの中にもこのようなことが載っておりました。昭和30年及び昭和40年建設の校舎は老朽化が著しく、平成15年度に実施した耐力度検査においても危険建物であるとの結果が出ており、安全な教育環境を確保するためにも早急な建てかえが必要であるという引き継ぎをいただいておりますので、危険建物であるという児童の安全な教育環境を確保するという観点から、早急に建て直しを図るものでございます。御理解をいただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。           午後2時37分休憩  -------------------           午後3時8分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第10 議案第55号の議事を継続いたします。 休憩前の36番 谷上昌賢君の質疑に対し、当局から再度答弁願います。 山本教育長   〔教育長 山本皖司君登壇〕 ◎教育長(山本皖司君) たびたび貴重な時間をいただきまして申しわけございません。36番 谷上議員の下津小学校の建設に関しての御質問にお答え申し上げます。 先ほど、私の答弁の中に各学年2クラスを基準に設計したと申し上げましたが、学級編制の推移により2クラスになっても対応できる規模の設計という意味で申し上げたわけですので、御理解をいただきたいと思います。 したがいまして、現状の1クラス規模、学校全体で6クラスに対応できるような面積に見直すものでございます。 また、下津小学校の建設を進めていきますのは、合併協議会の引き継ぎの中にもございましたし、また、緊急課題としてございましたし、耐力度調査の結果においても危険建物であるということでございますので、児童の安全、よりよい学校、学習環境を目指すものとして建設を進めるものでございます。 以上、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって本案に対する質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。           午後3時10分休憩  -------------------           午後3時16分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------- △日程第11 議案第56号 平成17年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第11 議案第56号 平成17年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第12 議案第57号 平成17年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第12 議案第57号 平成17年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 17ページと21ページについて、特に今度のこの補正は10月から実施される施設入所者における居住費及び食費、それから居宅、在宅の方のいわゆるデイサービス、ショートステイのデイケア等々の食費の自己負担分が減らされたということの中のと思うんですがね、私が思てるだけで、1つはそれで間違いないかどうかというのが1つの質問です。 それと、そのそれぞれの数字の根拠、やっぱり施設介護などはこれかなり減ってらな。補正前の額が24億8,455万5,000円から1億3,997万6,000円のこの減額補正ですね。これは丸々本人及び家族に負担がかかってますね。ですから、それぞれの居宅介護サービスの1,162万7,000円と施設介護サービスのこの数字の計算式を教えてほしいんですわ。主に21ページの。1つは保険給付費で減らしといて、17ページで減らしといて21ページはその低所得者に対する対策だと思うんですがね。それで全部埋め合わせできるわけはないんですね。1億3,900万も減らしながら6,200万しか数字を上げてませんからね。あとはもう皆自己負担に回ると思われますのでね。その点のその数字のいわゆる算定基礎ですね、それぞれの。その点お伺いします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 谷口高齢介護課長   〔高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕 ◎高齢介護課長(谷口俊治君) まず、17ページの居宅介護サービス給付費負担金1,162万7,000円の減額ですけども、これは、このたび介護保険法の一部改正があり、平成17年10月から介護保険3施設及びショートステイ等の介護保険サービスにおいて、居住費や食費は保険給付の対象外となり、利用者負担となります。そのため、今まで介護給付から支払っていました介護報酬の居住部分や食費に係る介護給付費が不要になりますので、減額補正をお願いするものです。 その積算ですが、まず居宅介護サービスです。居宅介護サービスの給付費ですけども、これはショートステイ分です。短期入所生活介護、この分のショートステイ分で約1カ月当たり給付費が186万7,000円程度が減額になります。また、短期入所の療養施設、これについては1カ月当たり減額される給付額が35万7,807円、月です、これが。それのそれぞれ5カ月分で、短期入所生活については約933万8,000円。それから、短期入所療養施設については228万9,000円の減額となります。 続きまして、3施設の施設介護サービス給付費、1億3,997万6,000円の減額です。これの積算ですけども、これにつきましては居住費部分で、介護老人福祉施設で1カ月当たり減額される給付額が111万6,919円ですね。それの5カ月、5カ月というのは10月から2月までの5カ月間です。約558万5,000円です。介護老人保健施設については、1カ月当たり減額される給付額が144万3,545円で、それの5カ月分として約721万8,000円、それから、介護療養型医療施設で、1カ月当たり減額される給付額が37万1,119円で、それの5カ月ということで185万6,000円。それから、食費部分で1カ月当たり減額される給付額が5カ月分で約1億2,531万7,000円です。それが合計で1億3,997万6,000円の減になります。 ごめんなさい、さっきの1カ月分ですけど、ちょっとありました。1カ月分減額される分ですが、給付額が2,506万3,000円です。 それが介護給付費の御説明です。 続きまして、21ページの特定入所者介護サービス費6,268万6,000円ですけども、これにつきましては、先ほど説明しましたように居住費、食費の負担が利用者負担になりますので、この居住費、食料費の負担が低所得者の方にとって過重な負担にならないように、特定入所者介護サービス費、一般に補足給付というんですけども、この特定入所者介護サービス費を創設し、所得に応じた負担限度額を設けることにより、低所得者の負担の軽減を図ることになっています。 これの積算です。食費の場合ですけども、1カ月当たりの基準費用額とあるんですけども、それが4万2,000円です。それから、負担限度額が1万2,000円、平均的な利用者負担段階、2段階の方を想定してますが、負担限度額が1万2,000円です。その差し引いた3万円が特定入所者介護サービス費となりますので、この金額に対象者数の355人を掛け、さらに10月から2月までの月数5カ月を掛けて5,325万円が必要となります。 それから、居住費部分ですけども、利用する部屋の種類によって基準費用額や負担限度額が異なりますので、一応積算に当たっては、ユニット型個室と多床室で積算しています。ユニット型個室の場合は、基準費用額は6万円で負担限度額は2万5,000円ですから、この差額の3万5,000円が特定入所者介護サービス費となりますので、この金額に対象者数の38人を掛け、月数の5カ月を掛けた665万円が必要となります。 多床室の場合は、利用者負担、第2段階ですけども、1カ月当たりの基準費用額負担1万円で、負担限度額も1万円となりますので、この場合は特定入所者介護サービス費はゼロでございます。 この先ほどの食費分5,325万円と居住費665万円の合計で5,990万円が必要となります。 そして、最後にショートステイ分なんですけども、ショートステイ分につきましてはこれは日額ですけども、短期入所のユニット型個室の場合、標準費用額が1,970円、負担限度額が820円、差額1,150円になります。それに11人を掛けた1カ月当たり7万5,900円と。月数が5カ月ですから約38万円と。 それから、ショートステイの食費分で標準費用額、日額ですけども1,380円が負担限度額は390円ですので、その差額の990円について人数81人と、それに利用者日数を月6日としてます。それの対象月数5カ月を掛けまして約240万6,000円、これにショートステイの合計で278万6,000円になりますので、合計6,268万6,000円の補正をお願いしているところです。 以上、答弁申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) これは5カ月分の。もう一度聞きますけどね、単純にただ計算したもんですか。今の9月時点ですね。8月か9月かその時点は知りませんけども、どっかの時点を単純に計算してやったもんですか。まだまだある、質問。 というのはね、なぜそういうことを聞くかということだけ言いますわ。年金で足らん人出てくるねん。国は年金で1万ほど残るようにというようなあれしちゃんのやけどね、施設によって、例えばどうしても足らんところは出てくるやろ。施設の値段、あなた方規制できへんやろ。個々の施設の値段。それは、単純に例えば個室部屋におって大部屋にしてくれといったら、大部屋の人数の多いとかって安なるわけでしょ。そんなことも含まれてない、あんたとこの計算式。そういう声が非常にあるんよ。そやから単純に計算したのかどうかというの。 デイサービスにしてもね、数を減らそかというのは出てくるやろ。そういうふうなことは計算してないんですか、どうか。ただ単純にやっちゃうかどうかというんで答えてほしい。これは大幅に出てくる。それは、そういうことも含めて計算してあるかどうか、これを教えておいて。 それから、さっきも言うたけど、大変な状況なんですよ。これは、ほんまに大変ですよ。 次にいきます。例えば、従来、食費ありますね。1日の食費1,920円というふうにしますわな。ところが、第4段階の人ありますよね。人からようさんとれと今言うてんのです、国は。あなたが今低所得者対策と言われたな。低所得者は食費安なるねん、そうやろ。一定額抑える。ところが、同じものと同じものを食べて高なる人が出てくるやん。第4段階の人ら。出てきまへんか。それで同じ施設やったらどないなるの。それはもうあなた答えられへんと思うけど。同じもの食べて低所得者対策、これは結構ですわ。安う抑えたらいい。幾ら何でも同じもの食べて、食堂行ってよ、橋爪さんと僕と行って、河野はカレーライス頼んで、河野は300円でまけたろ、橋爪500円やと、それはね、怒るで。橋爪さんが。同じもの食べて。そんなこと起こんやで実際。笑うとるけど。実際に起こるのやで。そういうことも起こりますやろ。そういうことの対策も教えてほしいんや。そういうことを起こるということを教えてほしいんや。起こるか起こらんか。起こるはずや。起こるんやったら、それでどないするの。これおかしいで。同じもの仲ように食べて、あれ何でおまんとこ値段高いって、こんなおかしな話、起こるんですよ、皆さん笑うてるけど実際に。これどないされるんですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 谷口高齢介護課長   〔高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕 ◎高齢介護課長(谷口俊治君) 7番 河野議員の御質疑に御答弁いたします。 単純計算かということでございますけども、一応、それぞれの平均的2月から5月の利用の実績を参考にして、1カ月当たりの給付費を出してます。だから、単純というんですか、そういうことで平均的に一応単純といえばそういうことで出してます。今までの実績に基づいた平均的な単価で出してます。 それから、食費の分ですけども、確かにその所得段階によって負担利用者段階ですね、その方によって2段階であるんか、4段階であるんかによって食費等には差がつきます。   (「同じもの食べても」と呼ぶ者あり) そうです。4段階の方については、施設の場合は食費等は月額4万2,000円です。これはあくまでも基準でありまして、施設によってその額は変わる場合もあると思います。それは契約によってできるものですから、一応基準はそうなってます。 それと、その対策はということでございます。今回の見直しは、同じ要介護状態でも、在宅の場合は家賃、光熱水や食費等は本人が負担しているのに対して、施設に入所している場合はこれらの費用は介護保険から給付されます。このため、居宅でサービスを受けていても施設でサービスを受けていても、給付と負担が公平となる仕組みにするものでございます。だから、その対策というのは一応法のとおり、今のところ考えてございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) そやったらね、その算定根拠、あかんな、そんな補正予算は。食費のはまあいいですわ。これもおかしな話やで。同じもの食べてよ、店屋行って。そりゃ高いもの食べたら高いお金取ったらええのや。同じカレーライス食べて値段差つけられたら、やっぱり大金持ちであろうが貧乏人であろうが嫌やで。これはもういいですけどね。 そやけども、何を言いたいかというたら、これ個室から大部屋とか、それからショートステイを減らすとか、回数を。絶対起こってくる。そんなん全然見やんというのはおかしいで。実際にもうそういうこと起こってある。 市長ね、そやからそういうことがあるから独自の施策取り出してんねや。それは厚生労働省やっても構へんよと言ってる。厚生労働省はええかげんやからね、あれ。中身何もやらないからね、高齢介護課長だけの責任じゃありませんよ、部長。厚生労働省はまだきちっとしてるものを出してないからね。だから、大変や、実施部隊である市町村はね。 この補正もほんまあらくたいやろ。実際にショートステイを抑えたり、個室から大部屋へ移ったり、それからもう在宅へ行く人らの算定を出してない。毎回聞くけど単純やろ。ということは非常にええかげんな予算になる。そやから、そういうことをなくすために、やっぱり独自の施策をとっていかなあかんの。僕らもう一般質問をやったから言いませんけど。 質問だけ整理しますわ。実際に個室から大部屋へ行ったり、ショートステイや通所の介護や通所リハビリを抑えるようなことは、この予算に含まれてますか、含まれてませんか。そういうことは起こりませんか、起こりますか。それだけ答えてください。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 谷口高齢介護課長   〔高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕 ◎高齢介護課長(谷口俊治君) 7番 河野議員の再質疑にお答えいたします。 確かにこの計算上では、個室から大部屋へ移られる方などは計算されてません。ほかの他の部分についても、特に計算上には算定を考慮はしていません。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第13 議案第58号 平成17年度海南市民病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第13 議案第58号 平成17年度海南市民病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第14 議案第59号 平成16年度海南市水道事業会計決算の認定について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第14 議案第59号 平成16年度海南市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 本案については、議長並びに議会選出の監査委員を除く35人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより委員の選任を行います。 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、     1番  上田弘志君     2番  岡 義明君     3番  若林陸弘君     4番  丸山長和君     5番  中井富美夫君     6番  橋爪光一君     7番  河野敬二君     8番  幡川文彦君     9番  森下晴彦君     10番  藤田眞嗣君     11番  山本恵津子君     12番  尾崎弘一君     13番  桝田隆造君     14番  中家悦生君     15番  浴 寿美君     16番  前山進一君     17番  瀧 多津子君     18番  大田 優君     19番  北浦 茂君     20番  前田雄治君     21番  浜崎政治君     22番  久保田正直君     23番  黒原章至君     24番  榊原徳昭君     25番  宮本憲治君     26番  矢本 伊君     27番  磯崎誠治君     28番  森本浩生君     29番  川端 進君     30番  寺杣茂男君     32番  馬場利之君     33番  寺脇寛治君     34番  出口茂治君     35番  山部 弘君     36番  谷上昌賢君 以上35人の議員を指名いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました35人の議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。  ------------------- △日程第15 議案第60号 平成16年度下津町水道事業会計決算の認定について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第15 議案第60号 平成16年度下津町水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 本案についても、先ほど設置いたしました決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。  ------------------- △日程第16 議案第61号 平成16年度海南市民病院事業会計決算の認定について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第16 議案第61号 平成16年度海南市民病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 本案についても、先ほど設置いたしました決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 この際、先ほど選任されました決算特別委員会委員の皆さんに通知いたします。 本日の会議終了後、直ちに決算特別委員会を招集いたしますので、委員長の互選をお願いいたします。 この際、暫時休憩いたします。           午後3時45分休憩  -------------------           午後3時50分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ------------------- △日程第17 議案第62号 財産の取得について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第17 議案第62号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 議案第62号 財産の取得についてを御説明申し上げます。 本議案につきましては、地域イントラネット整備事業によって整備する高速の光ファイバーによる行政ネットワークを活用して、各学校間を接続して、児童や生徒の学習意欲の向上や充実した授業を行うための学校教育システムを3,045万円で購入しようとするものでございます。 システムの内容でございますが、小学校18校、中学校8校、高等学校2校に計28台のテレビ会議カメラを設置して、パソコンやプロジェクターを介した意見交換などの場を児童生徒や教職員に提供して、学校間交流を推進するとともに、教材提供サーバーに蓄積した動画や画像などの電子教材を授業に取り入れることにより教育の高度化を図ろうとするものでございます。 詳細につきましては、議案書に添付しております参考図書をごらんいただきたいと存じます。 また、購入の方法につきましては、提案コンペ方式により選考したパナソニックSSマーケティング株式会社 関西社社長 宮澤俊樹と随意契約の方法により購入契約を締結しようとするものでございます。 なお、納入期限につきましては、平成18年2月28日といたしております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第18 議案第63号 財産の取得について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第18 議案第63号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 議案第63号 財産の取得についてを御説明申し上げます。 本議案につきましては、現在、海南消防署と下津消防署に配備しております消防緊急通信指令施設を統合一体化し、火災、救急などを初めとする各種消防業務における通信連絡体制を迅速、的確に処理して、消防活動の効果的運用を図ることを目的とし、高機能消防指令センター一式を1億5,855万円で新たに購入しようとするものでございます。 購入機器の内容につきましては、災害通報の受け付け、災害地点の決定、出動指令などを行う指令装置を主体とする各装置から構成されております。 詳細につきましては、議案書に添付してございます参考図書をごらんいただきたいと存じます。 また、購入方法につきましては、去る8月9日に指名競争入札に付した結果に基づきまして、沖電気工業株式会社 関西支社 執行参与支社長 入谷百拡と購入契約を締結しようとするものでございます。 なお、納入期限につきましては、消防本部が行う検査を含めまして、平成18年3月31日といたしております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 20番 前田雄治君 ◆20番(前田雄治君) 本議案と、もう済んだんやけど前の議案もありますんやけどね、前の議案については随意契約になってます。取得方法に。今度のこの63号については指名競争入札になっておりますが、その内容の違い、いっぺ説明願えますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 議案62号の財産の取得については随意契約で、今回の議案63号については指名競争入札を実施しておりまして、その違いということでございます。 議案62号の財産の取得につきましては、学校の教育システムでございますが、そうしたシステムを学校へ納入するにつきましては、すぐれたノウハウを有効に取り入れたい、あるいは学校の教育に役立てようとするものでございますので、学校現場における先生方や児童生徒のシステムの使いやすさとかそういうことを配慮しないけませんので、コンペ方式という形で業者の提案方式を採用させていただきまして、そういうことで価格だけの競争をせずして、総合的な提案を総合的に評価するそういう方式を採用させていただいた。そういうことで随意契約とさせていただいたということでございます。 一方、議案63号のこの消防の高機能消防指令センターにつきましては、これは専門業者を指名させていただいて、それで価格で競争させていただいた入札形式をとらせていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 20番 前田雄治君 ◆20番(前田雄治君) 説明いただきました63号については、指名競争になったというのは、他の社が何社あったんか教えてもらえますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 前田議員の御質問は、指名競争入札で指名した業者の数ということでございますが、富士通ゼネラル株式会社、近畿情報通信ネットワーク営業部、日本電気株式会社和歌山支店、沖電気工業株式会社関西支社、松下電器産業株式会社関西支店、以上合計4業者で指名競争入札を実施いたしました。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第19 議案第64号 財産の取得について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第19 議案第64号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 議案第64号 財産の取得についてを御説明申し上げます。 本議案につきましては、災害、救急などの通報は消防への119番電話により行われておりますが、通報者の中には児童、高齢者の方や、緊急事態により混乱状態に陥ってる方などがおられ、災害場所の特定に時間を要することがありますので、通報に使用された固定電話の発信地などを瞬時に画面表示することにより、指令業務の迅速化、円滑化を図ることを目的とし、発信地表示システム一式を2,289万円で新たに購入しようとするものでございます。 購入機器の内容につきましては、検索制御装置を主とする一連の機器から構成されております。 詳細につきましては、議案書に添付してございます参考図書をごらんいただきたいと存じます。 また、購入方法につきましては、西日本電信電話株式会社 和歌山支店 支店長 尾崎喜代志と随意契約により購入契約を締結しようとするものでございます。 なお、納入期限につきましては、消防本部が行う検査を含めまして、平成18年3月31日といたしております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 本件の随契ですけどね、これはこの種の業者ちゅうのは、当該する西日本電信電話株式会社以外にないんですか。随契にやったという根拠がありますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 幡川議員の御質問は、この随意契約に至った理由ということでございます。 NTT西日本と契約をしてるわけでございますが、このシステムは、NTTが独自に開発したものでございますので、唯一そこと契約せざるを得ないという随意契約の理由がございますので、よろしく御理解賜りたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第20 議案第65号 財産の取得について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第20 議案第65号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 議案第65号 財産の取得についてを御説明申し上げます。 本議案につきましては、旧海南市地域と旧下津地域の2つの地域でそれぞれ交信を行っております無線設備を一体化することにより、災害を含め消防活動における情報伝達手段の充実を図ることを目的とし、消防無線設備一式を2,257万5,000円で新たに購入しようとするものでございます。 購入機器の内容につきましては、無線設備、遠隔制御装置の新設などでございます。 詳細につきましては、議案書に添付してございます参考図書をごらんいただきたいと存じます。 また、購入方法につきましては、去る8月9日に指名競争入札を3回実施いたしましたが落札に至らず、最低価格入札者である東亜電子株式会社 代表取締役 加藤明利と交渉の結果、随意契約により購入契約を締結しようとするものでございます。 なお、納入期限につきましては、消防本部が行う検査を含めまして、平成18年3月31日といたしております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 本件についても随意契約やと、こういうことです。この海南市の予定価格、入札に至る予定価格というのは事前公表ですね、現在。してない。事前公表してないか、予定価格。いや、わしの勘違いかわかりません。予定価格を事前公表してるというふうに思っとりますので、そうすると、3回の入札に至るのが予定価格に届かないと。これであればもう一回やり直しをすべきではないかと思うんですね。随契に至るまでに。それが契約の本来のあり方だと思うんで、そういう点でちょっとお尋ねするんです。 予定価格を公表していないということであれば、3回入札をしたけれども予定価格まで届かないということで随契ということになったんでしょうけれど、そこの点はどのようないきさつになりましょうか。 それと、予定価格が、建築等の予定価格あるいは道路等の建設等の予定価格であれば、建設省のいろんな細かいはじき方がありますね。それに基づいて予定価格ちゅうのが出てくるんでしょうが、本件のような予定価格の立て方ですね。これはどのようにして立てて、そして、結果として予定価格に至らなかったと、金額がね。こういうことになるんですが、予定価格の立て方はどのようにして立てたんですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 幡川議員の御質問は、この議案第65号の財産の取得において随意契約をした理由でございますが、これは3回入札した結果、落札に至りませんでしたので、地方自治法施行令第167条の2項を適用させていただきまして、一番低い最低価格を提示した東亜電子株式会社と交渉を行いまして、予定価格以内の額で随意契約に至ったということでございます。 次の2点目の予定価格の設定の仕方。 その前に、本市は、工事請負、業務の請負につきましては、500万円以上5,000万円未満について、予定価格について設定して公表をさせていただいておりますけども、物品については、価格の大小にかかわらず公表してございません。だから、予定価格は、全部その工事であろうと物品であろうと予定価格は設定しますが、その公表については、物品については公表してございませんので、それでそういうような御質問がございましたので。 それと、次の御質問は、予定価格の設定の仕方ということでございます。 まず、予算の額を決めるときに、その前に見積書をいただいて、その見積書をいただいて検討して、そのとおりということじゃなしに少し抑えた形で予算額を決めまして、その予算額の範囲内での過去での取り引きの実績等々を勘案して、予算額に対してある程度低い価格で予定価格を設定すると、そういう仕方で予定価格を設定していくところでございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) そうすると、予定価格のこの設定に至るまでのことですけどね。財政課としては、事業を担当する、この場合だったら消防ですかな、これは。消防の方から見積書を出さすと。そして、見積書に基づく金額から、それから幾らかどんだけそら割り引いたり勘案するんか知りませんけれど、その事業課から出てくる見積もり金額なり、それはかなり推考したもんだと思うんですよね。当然そうなると思いますわな。その点で、その事業課の方に予定価格を、財政担当として予定価格を決める場合にですね、かなり自信を持ってというのか、当然こういうふうなことは海南市のみならず、今消防関係では多く行われてると思うんですね。そういうふうなことも勘案するというと、当然入札の中で予定価格以内にはあるだろうと、こういうことでやったんでしょうが、結果として届かなかったと、こういうことだと思うんですね。 だから、そんなこともそれはあることはあると思うんやけれど、その予定価格を立てるその事業課や、それを了とする財政の当局として、やはり予定価格のこの金額、この場合だと2,279万9,700円というのについて届かないということについては、再度やり直しするのが妥当ではないんでしょうかね。もう一回そこのとこだけ見解だけ聞かしてください。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事   〔総務部参事兼財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事兼財政課長(坂本寛章君) 幡川議員の再度の御質問は、3回入札で落札に至らない場合は、業者を入れかえするなりしてその入札をすべきではないかという御趣旨の御質問でございます。 そういった、先ほどもちょっと触れさしていただきましたけども、地方自治法施行令第167条の2項の中で、競争入札に付し入札者がいないとき、または、再度の入札に付し落札者がないときには、随意契約によることができるとなってございまして、その運用面で2つの方法があるわけです。 それは、1つとして業者を入れかえすることと、そして、今回の場合、その3回目の落札額が予定価格の額との差が僅少差でございましたので、そうしたことで最低価格を提示した相手方と再度の交渉を行いました結果、予定価格の範囲内で落札額で契約できたということでございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第21 議案第66号 土地改良事業の施行について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第21 議案第66号 土地改良事業の施行についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 表下津行政局長   〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 議案第66号 土地改良事業の施行についてを御説明申し上げます。 本件は、海南市下津町大窪及び市坪地区において、日本道路公団が施工中の近畿自動車道紀勢線海南吉備間4車線化事業に係る長峰トンネル北工事ほかで掘削される残土を活用し、海南市が事業主体となり、土地改良事業による区画整理事業を実施するため、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 お手元に配付の資料に基づき、事業計画の概要を御説明申し上げます。 第1章、目的でございますが、本地域は果樹栽培地帯でございますが、既設道路の幅員は狭く急勾配であり、生産物及び生産資材の搬出入には多大な労力を費やしている状況にあり、また、区画の形状は狭小不整形な農地のため、本事業により区画形状の改善等を行い、生産性の向上、農業経営の合理化を図ることを目的とするものであります。 次に、第3章、基本計画でございますが、換地を行う区域は5ヘクタールで、うち樹園地として区画整理を行う事業量につきましては3ヘクタールであります。 第4章、工事関係につきましては、区画面積3ヘクタールに低板工、表土工及び土壌改良工等を施工するものであります。 第5章、換地計画の要領につきましては、農作業の効率化に資するため、農用地の集団化を図るものといたします。 次に、換地計画樹立の年度計画でありますが、換地計画の決定及び換地処分につきましては、平成21年度の予定であります。 第6章、費用の概算でありますが、工事費、換地費、確定測量費、事務費で全体で2,373万5,000円で、全額県から交付されることになってございます。 第7章、費用の効果でありますが、事業の施行によって生ずる作物生産効果、営農経費節減効果、維持管理節減効果、合わせて441万5,000円となってございます。 第8章、関連事業でございますが、日本道路公団が発注する事業といたしまして、トンネルほかの残土搬出入工事、河川及び県道のつけかえ工事、残土区域造成工事として8億5,000万円、また、県が発注する事業として、海南市上水道施設移設工事、電柱施設移設工事等として2億1,200万円が施工されることになります。 現在、長峰トンネル北工事につきましては、トンネル掘削に向けて工事用進入道路等の準備作業を進めている現状にございますが、平成18年4月にはトンネル工事を開始し、残土の搬入を予定しているとのことでありますので、9月定例議会で土地改良の施行について議会同意を得た上で認可申請を行うべく、議案の提出をお願いしたところであります。 なお、事業着手が平成18年4月1日、完成は平成22年3月末の予定であります。 次に、事業計画についてのこれまでの経過について御説明申し上げます。 近畿自動車道紀勢線海南吉備間4車線化事業につきましては、そのほとんどが長大トンネルの掘削及び大規模切土による工事でありまして、残土処分が最大の懸案事項であります。一方、高速道路の建設に対しましては、地方協力が求められてございまして、和歌山県におきましても、主体的に下津町大窪地区へ残土処理事業を実施すべく、平成9年度から現地調査や地元説明等を行ってまいったところであります。 当該事業は、高速本線トンネル残土を大窪及び市坪地区残土区域に搬入し、県道引尾下津線や県管理河川大窪川のつけかえを含めた残土区域造成事業となるため、最終的には土地区画を土地改良法による換地により整理することを決定したところであります。 しかしながら、県が事業主体として土地改良事業を施行する場合におきましては、土地改良区を設立する必要が土地改良法により義務づけられているところでありますが、現在、新規に土地改良区を設立する場合の認可要件が厳しくなり、当該残土造成事業に伴う土地改良事業では、内容及び規模において土地改良区の設立認可は認められない旨、所管の県農林水産部と近畿農政局との事前協議において示されたところであります。 和歌山県としては、考慮した結果、土地改良区の設立を必要としない市町村営事業として取り組んでいただきたい旨の要請が平成16年11月に旧下津町に対して正式にございました。また、大窪地区、市坪地区の地権者につきましても、町営土地改良事業の実施については何ら異議がない旨の同意がございました。 旧下津町といたしましては、旧海南市と合併協議会を設置し合併を目前に控えた時期でありましたので、県に対して、旧海南市への協議説明を求めた結果、合併後に新市に引き継ぐことと調整した上で、平成17年3月24日付で和歌山県知事、日本道路公団関西支社長、下津町長の間で、近畿自動車道紀勢線海南吉備間の建設に伴う発生土の処理並びに一般県道引尾下津線及び2級河川大窪川のつけかえに関する基本協定を締結したものであります。 今般、県当局による事業計画概要書の作成がなされましたので、本議会へ提出の上、御審議をお願いするものであります。 以上で説明を終わらせていただきますが、何とぞ御審議の上、御可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 27番 磯崎誠治君 ◆27番(磯崎誠治君) この土地改良事業について、完成後、どのような利用方法があるんですか。個人でやっぱり換地して、個人で農地を営業していくんか、それともグループ、あるいは農協とかそういうとこが主体になったグループでやっていくのか、そういう計画があるのか、どんな計画になってるのかお聞かせ願いたいと思います。 それと、この地図で見ますと、今改良区でやろうかと言うてる、事業やろうかと言うてる図面の下側というんかな、下流に市坪の集落がありますよね。だから、そこらに対する自然災害とか、そういう対策はどのように考えておられるのか、この2点をちょっとお聞かせ願いたいと思います。   (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本勝利君) 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 磯崎議員が言われましたので、主なやっぱり市坪集落の自然災害対策で、排水ですわ。排水ちゃう、川の汚れた水ちゃうわ、きれいな水ですわね。川が流れてると思うんです。谷合いになってますからね。谷に土を埋めるんですよ。川は現在の、いわゆる大きな川はないと思うんですがね。川はどうなりますか。それで、川との、下の方、暗渠配水て聞いてますけどね、それでもつんかどうか非常に心配なんですわ。それで上へ土を置いていくわけですやろ。そこへ家建てたり、家は建てへんわな、木を植えたりするわけですやろ。 やっぱり自然水ちゅうのは、暗渠配水ちゅうのは、日本はずっとこの用水はほとんどしてないんですね。自然水できれいな水が、自然の。それを利用して、その自然水を利用してる、もちろん災害の問題もあって、その水を利用して、また、その下の畑や田んぼに水を入れたりもしてますからね、その暗渠配水でやるという点で非常に心配なんですわ。そやから、配水と土の高さなども教えてほしいんですわ。その安全やということも教えてもらわなんだら、市坪の方はどっさりこの大雨等々になると暗渠配水の部分から壊れたりしたら大変な状況が起こりますからね。それがちょっと心配なので、その点よろしく。  ------------------- △会議時間の延長 ○議長(宮本勝利君) この際、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  ------------------- ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長   〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 御答弁申し上げます。 1点目の換地後の営農計画といいますか、集団的な体制をとってやっていくのかどうかということでございますが、圃場された樹園地につきましては、地権者がそれぞれの判断により農作物を植栽し、農業経営を図っていくものとなってございまして、集団というような形での営農計画は持ってございません。 2点目の市坪地区の、下流地域の災害の対策についてということで御質問がございました。 これにつきましては、県の市坪川ですか、これにつきましては高速関連事業として、直前に改修工事をかけてございまして、その分雨水等の流量を計算いたしまして、それなりの川の容量を確保した改修事業として取り組んできてございますので、その点は心配ないように思ってはございます。 3点目の谷川の水とか、既存の市管理河川と申しますか、小さな谷川なんかの最終の処理計画にちょっと不安を覚えるんではないかというような御質問でございます。 大窪川は、先ほど御説明申し上げたとおり、つけかえ工事をやらしていただきますんで、その分の容量につきましても十分計算の上で決めて施工していくということでございますので、十分それに対応できるような施設ができるもんと考えてございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 22番 久保田正直君 ◆22番(久保田正直君) 時間ないのでちょっと簡単にさしてもらうけれど。 この土地改良される改良事業内の地主さんたちです。恐らく30人前後ばかりあると推定したんだけど、確実にはよう握らん。 ただ、この重根の土地区画整理事業と性質違いますけどね、重根の土地区画整理事業は皆さん御存じのように、仮換地の発表した、1回目。それぱあになったもんで、いまだに西側うまくいってないんじゃ。大分うまくいってきたけど。だけど、この改良土地の従前地の、換地指定というのは従前地を基本とせないかなな。従前地の評価をして土地が改良になったときに再評価をして、その従前地の土地の評価戸数イコール改良後の評価イコールにして換地を決めていくんですわな。御存じのように。 仮換地やらんのかい。仮換地やっとかなんだら、3年なり4年のうちに立派な土地できてから、その従前地の土地へうまくはまるかどうかわからん。仮換地の指定してやっとかなんだら、今度、地番号打ち直してやるというふうになったら、これもめるで。 現に重根でもめてぱあになったでしょ。億ちゅうお金かけた仮換地案が。立派な土地になんのやけど、僕はもめる可能性あると。そら、純朴な農家の人たちやけに、譲り合うてスムーズにいくかもわからんけれど、県道も改修され、恐らく3ヘクタール、30人だったら1,000平方メートル、小さいわな、個人の面積。多い人と少ない人があるんか知らんけれど。 そやから、仮換地の指定を事業前にするんか、せんのか。必要ないんやったら必要ないと、仮換地。でき上がってから分けるんやと、30人なら30人の地主さんを呼んで、そこはどこがどう取るかって、やっぱり海南市やで、事業は県であり、国の事業であり、市は議会の議決いったら金も要らんし、口も出さん、何も出すこと要らんちゅうような説明を受けたけどね。最後の苦情が来んのは、僕は市やと。事業主体は市でのうても。 それ2点だけ、行政局長さん、昔からよう知ってるようなこと今説明されたんで、国や県のこと。その2つの点について説明しといてください。わしは、何も苦しまずとかどうとか、地区の人どうやちゅうことを言うてるんじゃないんやで。立派な農地になるんやさけに、皆仲よしで立派につくる場所を分けてもらえるようにしてほしいちゅうことだけや。それだけお伺いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長   〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 初めに、地権者の数でございます。30名ということになってございまして、この中には地縁団体の大窪区、市坪区が含まれてございますので、それと中継ポンプ所、上水道を持っている海南市も含めてますので、27名が個人の地権者であろうかということであります。 というわけで、仮換地と申しますか、換地計画部というような表現で換地原案とも言われてございますが、土地改良法では。そういうものにつきましては早期につくるように県の方へ働きかけてもきてございましたが、事業着手前になかなか、残土処理場の造成に係る計画説明に地元の方へ出かけるのに、そういうちょっと余力のないような状態できょうに至ってございます。 御承認いただきました後、早急に換地委員を選任し、主な換地についての計画を取りまとめていきたいと思います。重々、換地につきましては後ほど最終的にもめるちゅうことも聞いてございますので、その分、市といたしましても十分努力し、地元の協力を得て立派な農地をつくれるように頑張っていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 僕もようそのざっとしか、現地はわからんので行ってないんですが、これ川は全部、川をつけかえるんですか。暗渠になるところはないんですか。川はどうなるの。ちょっとその図で教えてほしいんです。暗渠で配水するようなとこはないのかどうか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長   〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 図示をせいということなんでございますけども、小さな図面が添付されてございます。その中に県道は上の方の部分に走っておるわけでございますけども、川につきましてもそうですけども、併設したような形で新しくつけかえていくというようなことになってございます。   (「暗渠は」と呼ぶ者あり) 暗渠につきましては、川部分にはございません。道路部分につきましては、一部埋め立てた中を道路を新設し、通すような形を持ってございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。  ------------------- △日程第22 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(宮本勝利君) 次に、日程第22 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明申し上げます。 人権擁護委員 水谷淨子氏が平成17年12月31日をもって任期満了となります。したがいまして、その後任者として杉本昌子氏を推薦いたしたく、議会の同意をお願いするものであります。 杉本昌子氏の経歴等につきましては、議案資料のとおりでございます。 同氏は、人格、識見ともにすぐれ、人権擁護委員としてまことにふさわしい方だと存じますので、何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第38条第2項の規定に基づき、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを原案同意することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案同意することに決しました。 この際、今期定例会に提出されました議案のうち、決算特別委員会に付託した議案3件並びに既に議決された議案を除く議案16件をお手元の配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。           午後4時37分休憩  -------------------           午後4時52分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 千葉事務局長
    ◎事務局長(千葉博己君) 報告いたします。 総務委員会、9月28日9時30分、第1委員会室、建設経済委員会、9月28日9時30分、第2委員会室、教育厚生委員会、9月28日9時30分、第4委員会室。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 報告が終わりました。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 あす9月28日から10月6日までの9日間、委員会審査のため休会し、10月7日午前9時30分から会議を開きたいと思います。これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。           午後4時53分散会  ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長  宮本勝利 議員  丸山長和 議員  前山進一 議員  矢本 伊...